キンノホシ（1996年生、母フオーレルスター）

経歴

デビュー前

1歳のとき、浜田牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、浜田牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

2歳（1998年）

11月11日、デビュー戦は山崎真輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヘロウィンブレイブに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月23日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月30日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

3歳（1999年）

1月26日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の睦月賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月24日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山崎真輝騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3月22日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、4歳（名古屋ダート1600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山崎真輝騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山崎真輝騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したムーンレーベルを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月24日、中2週で迎えた8戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月22日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下のマカオ・ジョッキークラブ・トロフィー（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

7月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンメイビートを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って優勝

7月26日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

9月19日、中7週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月30日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上900万下の北野特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の御陵特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（2000年）

5月14日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、青木達彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニホンピロメイを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4イ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロイヤルワイスに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったフサノテッセンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のギフオージャに2馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

8月31日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真輝騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカネミコンドルに1馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

9月25日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎真輝騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のカネミコンドルをハナ差振り切って7勝目を奪取した。

5歳（2001年）

3月16日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた25戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のセイリュウホウに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月5日、中2週で迎えた26戦目は、一般Cイ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木達彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマノオリヒメに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月24日、中2週で迎えた27戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた28戦目は、一般B（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフロムダウンタウンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は青木達彦騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したユウジンリッキーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

7月8日、中4週で迎えた30戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（14戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したリサイタルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイズミフリートを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

9月26日、中8週で迎えた32戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

12月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた33戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（16戦5勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。