ミノリダンディー（1994年生、母ミスダテロンシャン）

ミノリダンディー（1994年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時9歳）と交配したミスダテロンシャンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方32戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1998年の一般C3 C4。

経歴

デビュー前

久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

2月2日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月7日、中2週で迎えた7戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた8戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/不良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

8月10日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた12戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた13戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

11月19日、中8週で迎えた14戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般C5 12（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲタカクインをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

12月12日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマスターブームをアタマ差制して制した。

4歳（1998年）

1月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサマシーザーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で工藤勉騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミョウエイボンドから1馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で工藤勉騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスダオーカンから1馬身半差の2着に敗北した。

2月27日、中3週で迎えた19戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカラムーシュから4馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマルコバンから半馬身差の2着に敗北した。

3月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったターフシルバーマンから4馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中4週で迎えた22戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月29日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は工藤勉騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月16日、約5か月半の休み明けで迎えた25戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1999年）

1月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミッシェルをアタマ差制して4勝目を手中に収めた。

1月10日、連闘で迎えた27戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた28戦目は、平松豊基騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松豊基騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松豊基騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平松豊基騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（2000年）

1月3日、約10か月の休養明けで迎えた32戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平松豊基騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で平松豊基騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平松豊基騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で平松豊基騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロメイから1馬身差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平松豊基騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で平松豊基騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワプレジールに2馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

10月12日、約7か月半の休み明けで迎えた38戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で平松豊基騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で平松豊基騎手（11戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で平松豊基騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で平松豊基騎手（13戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた42戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で平松豊基騎手（14戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で平松豊基騎手（15戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（2001年）

1月14日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で平松豊基騎手（16戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた45戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で平松豊基騎手（17戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。