トーエイガイセン（1989年生、母サミーセブン）

トーエイガイセン（1989年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラガイセン（当時9歳）と交配したサミーセブンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は1994年の5歳以上C1。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

5月16日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた3戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

9月7日、中7週で迎えた5戦目は、大久保真二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1993年）

3月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大久保真二騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大久保真二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月23日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月30日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリキングに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月19日、中2週で迎えた10戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウィンディーベルに約12馬身の大差をつけて優勝

4月27日、連闘で迎えた11戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンチャンスに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のノトイーグルに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月10日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンオージヤから1馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中2週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリークラフトから半馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモエギャルから2馬身半差の2着となった。

7月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサインパルをクビ差制して制した。

8月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクレイテンザンからアタマ差の2着に甘んじた。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドリアルから6馬身差の2着に敗北した。

11月20日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケープホープをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

12月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1994年）

2月13日、中5週で迎えた24戦目は、福井慎也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた25戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた27戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハシモトマッドネスをアタマ差制して7勝目をつかんだ。

5月3日、中1週で迎えた28戦目は、C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。