スパイシー（2003年生、母シズノサンデー）

スパイシー（2003年6月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「芳香を放つ」。毛色は栗毛。種牡馬のタバスコキャット（当時12歳）と交配したシズノサンデーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は飯原牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方37戦9勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の穂波スプリント(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

7月12日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラタキオンから4馬身差の2着となった。

8月24日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドゴーンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノオーオクからクビ差の2着に甘んじた。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマラブフリートに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月13日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブライティアメドーに半馬身の差をつけて3勝目を手にした。

3歳（2006年）

1月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の呉竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンの菜の花賞（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入った。

2月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた11戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた15戦目は、3歳500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた17戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

10月22日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、3歳以上500万下の相馬特別（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（9戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

4歳（2007年）

1月29日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

2月27日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月9日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた25戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミククィーンに3馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

7月12日、中3週で迎えた26戦目は、わし座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るキングハバタケを上がり3位タイの末脚でハナ差だけ差し切って5勝目をつかんだ。

5歳（2008年）

3月3日、約8か月の休み明けで迎えた27戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月1日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中力騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のベルモントリニアを半馬身振り切って6勝目を奪取した。

5月9日、中4週で迎えた29戦目は、さざなみスプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中力騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く粘り込んで、最後は2着のロードセレブレイトをハナ差振り切って7勝目を獲得した。

6月9日、中3週で迎えた30戦目は、牝馬限定戦のコアジサシ賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中力騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた31戦目は、りゅう座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中力騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、カルカリアに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、牝馬限定戦のウミネコ賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中力騎手（7戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のキープザチェンジに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月29日、中5週で迎えた33戦目は、一般B3 C1（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田中力騎手（8戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6歳（2009年）

1月9日、約4か月半の休養明けで迎えた34戦目は、風波スプリント（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田中力騎手（9戦5勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアンサーザベルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月2日、中2週で迎えた35戦目は、牝馬限定戦のアオサギ賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で田中力騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた36戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で田中力騎手（11戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、トーマスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で迎えた37戦目は、桜波スプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で田中力騎手（12戦5勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

4月22日、中2週で迎えた38戦目は、ダイヤモンド賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で田中力騎手（13戦5勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた39戦目は、牝馬限定戦の滝夜叉姫特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で田中力騎手（14戦5勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

6月8日、中4週で迎えた40戦目は、夕焼けスプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で田中力騎手（15戦5勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ケイアイスパイダーに3/4馬身交わされて2着となった。

7月1日、中2週で迎えた41戦目は、花菖蒲特別（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で田中力騎手（16戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月4日、中4週で迎えた42戦目は、一般B3 C1（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で田中力騎手（17戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた43戦目は、サファイア賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で田中力騎手（18戦5勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

9月22日、中3週で迎えた44戦目は、穂波スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で田中力騎手（19戦5勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のフォワードダンサーをクビ差振り切って9勝目を手にした。

10月20日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた45戦目は、夕刊フジ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で田中力騎手（20戦6勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月11日、中6週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた46戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、除月特別（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた47戦目は、ハンデ戦の冬至特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

7歳（2010年）

1月12日、中2週で迎えた48戦目は、白富士盃（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中力騎手（21戦6勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた49戦目は、疾風スプリント（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた50戦目は、駿風スプリント（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は田中力騎手（22戦6勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月18日、中0週で迎えた51戦目は、マーチ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（23戦6勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。