スーパーサイクロン（2001年生、母シスタースルー）

スーパーサイクロン（2001年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大きな旋風、竜巻」。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時5歳）と交配したシスタースルーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

6月13日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサントテスコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

4歳（2005年）

10月29日、約15か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では全く伸びず16着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で二本柳壮騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

5歳（2006年）

2月11日、中7週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

11月12日、約9か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

6歳（2007年）

3月31日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。