オースミシュネル（1999年生、母メゾンブランシュ）
Osumi Schnell
1999.03.15
オースミシュネル（1999年3月15日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時13歳）と交配したメゾンブランシュが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦13勝2着4回。2007年のブリーダーズゴールドカップ(Jpn2)で3着に入った他、2006年のステイヤーズカップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 34戦13勝 [13-4-4-13/34]
- 総賞金国内
- 2,542万円
- 生年月日
- 1999年3月15日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- セン
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 広森久雄北海道
- 馬主
- 吉田俊介
- 生産者
- ノーザンファーム
- セール落札価格
- 9,030万円
セレクトセール サラブレッド 当歳
- 抹消情報
- 中央：2005年9月13日抹消
地方：2009年4月1日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*7×7 | 3.12% |
| き | Pharos＝Fairway | 7*7*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Royal Charger | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Mahmoud | 5*6×7*7 | 6.25% |
| 牡 | Nearco | 6×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Blue Larkspur | 6*6×7 | 3.9% |
| 牡 | Hyperion | 6*7×7*7*7 | 4.68% |
| 牡 | Man o' War | 7*7×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Blandford | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Gainsborough | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | War Admiral | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Princequillo | 5*7 | 3.9% |
| 牝 | Almahmoud | 4×6 | 7.81% |
| 牝 | Banish Fear | 5×6 | 4.68% |
| 牝S | Selene | 6*7 | 2.34% |
| 牝S | Plucky Liege | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 16-b
レース成績
経歴
デビュー前
当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、山路秀則によって9,030万円で落札された。
武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2002年）
7月7日、デビュー戦は山田泰誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず13着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入った。
4歳（2003年）
8月28日、約13か月半の休養明けで迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のクラオリオンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月30日、中8週で迎えた4戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のメロディーラインに3/4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
5歳（2004年）
4月22日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテラノフロータスに6馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。
5月5日、中1週で迎えた6戦目は、ベル食品特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエムエスゴールドをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。
5月18日、中1週で迎えた7戦目は、羊ヶ丘特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月16日、中3週で迎えた8戦目は、日高銀聖特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエムエスゴールドに半馬身の差をつけて5勝目を奪取した。
7月13日、中3週で迎えた9戦目は、メルカル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシフサヒカルに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
8月12日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦のアルゴル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のティンバーカコに2馬身の差をつけて7勝目を獲得した。
10月12日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルブイサインから2馬身差の2着に敗北した。
10月26日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、日高生産連特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホライズンに1馬身半の差をつけて8勝目を手中に収めた。
11月10日、中1週で迎えた13戦目は、門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセレブセレクションに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする
6歳（2005年）
5月11日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、えぞ松特別（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホライズンからハナ差の2着に甘んじた。
5月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、ブラックタキシード賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で五十嵐冬樹騎手（12戦9勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホライズンに1馬身の差をつけて勝利をモノにする
6月22日、中3週で迎えた16戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のビコーアファイアを3/4馬身振り切って制した。
7月20日、中3週で迎えた17戦目は、プロキオン特別（旭川ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（13戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラデインヒルに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす
9月11日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた18戦目は、札幌日経オープン（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。
10月13日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた19戦目は、ハンデ地方重賞の瑞穂賞（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月27日、中1週で迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、日高軽種馬農業協同組合特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカサロスからハナ差の2着に甘んじた。
11月10日、中1週で迎えた21戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。
7歳（2006年）
4月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、門別温泉とねっこの湯特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた23戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。
5月25日、中2週で迎えた24戦目は、アドマイヤボス賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月22日、中3週で迎えた25戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 雨/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビコーアファイアに4馬身の差をつけて優勝
7月20日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月9日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、地方重賞の道営記念（札幌(地)ダート2485m 雨/重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。
8歳（2007年）
4月26日、約5か月半の休み明けで迎えた28戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。
6月6日、中3週で迎えた30戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（旭川ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月16日、中9週で迎えた31戦目は、Jpn2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月13日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞の瑞穂賞（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月11日、中3週で迎えた33戦目は、ディープインパクト・プレミアムIV（旭川ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（7戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイノペンタイアから1馬身半差の2着に敗北した。
11月13日、中4週で迎えた34戦目は、地方重賞の道営記念（札幌(地)ダート2485m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（9戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。