スタープロフィット（2008年生、母コックニー）

スタープロフィット（2008年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時9歳）と交配したコックニーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方31戦9勝2着5回。2011年のオパールカップ(地方重賞)に勝利した他、2011年の北海優駿(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

5月20日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月15日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月23日、中9週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るモエレブルーシーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月13日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカンパニー賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2011年）

4月29日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦のスピカ特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタフに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

6月7日、中5週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ピエールタイガーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月10日、中4週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレディージャスミンを別次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて制した。

8月18日、中5週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート2600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月27日、中9週で迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフウリンカザンを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を手に入れた。

11月21日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月7日、中6週で迎えた13戦目は、末広特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイパスカルを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目をマークした。

2月7日、中3週で迎えた14戦目は、春告鳥特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヴォルテックスに2馬身の差をつけて制した。

3月2日、中2週で迎えた15戦目は、陽春特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオーゴンタイヨウを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

5月1日、中8週で迎えた16戦目は、新緑特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた17戦目は、ファンシーサドル特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のタマモデザイアに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月13日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、夕刊フジ賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた19戦目は、一陽特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦5勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、2着となった。

5歳（2013年）

1月10日、中4週で迎えた20戦目は、白富士盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く持ち堪えて、最後は2着のヘリオスに1馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

2月7日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の野島崎特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（10戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったジェネラルノブレスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中4週で迎えた22戦目は、三崎特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で張田京騎手（11戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4月17日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、若草特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で張田京騎手（12戦6勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

5月9日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた24戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、江戸川特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた25戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の武州賞（浦和ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた26戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、麻綿原特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の犬吠埼特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（13戦6勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた28戦目は、ガーナ共和国盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（14戦6勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、シンボリマルセイユに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月10日、中4週で迎えた29戦目は、千葉日報賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（15戦6勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったシンボリマルセイユにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6歳（2014年）

5月7日、約8か月の休養明けで迎えた30戦目は、江戸川特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（16戦6勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

7月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（17戦6勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。