ブラウンジャケット（2005年生、母テンザンスパート）

ブラウンジャケット（2005年6月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリプティックラスカル（当時10歳）と交配したテンザンスパートが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川ファーム。戦績は、地方47戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年の3歳F3二。

経歴

デビュー前

平松徳彦厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2007年）

7月16日、デビュー戦は大山真吾騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は400kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

8月28日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月26日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた4戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3歳（2008年）

3月13日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳F3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F5二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた12戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳F5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のグランドミリョクに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月27日、中3週で迎えた13戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアッサムサンデーを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って制した。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳F2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳F2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦聡志騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

9月17日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦聡志騎手（5戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で松浦聡志騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた19戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上D1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したスイフヨウを差し切れず、1馬身差の2着となった。

12月25日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C7三（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4歳（2009年）

1月14日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦聡志騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松浦聡志騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松浦聡志騎手（13戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で松浦聡志騎手（14戦2勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

3月20日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた28戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3月30日、中0週で迎えた29戦目は、一般C6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた30戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るドロシービコーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月24日、連闘で迎えた31戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C5（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったオンワードファインに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月15日、連闘で迎えた33戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のニッシンジョンコに1馬身の差をつけて制した。

5月22日、連闘で迎えた34戦目は、一般C4（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったフラットオブライトに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般B13（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた36戦目は、一般B9 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小山信行騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したイズミプリンスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小山信行騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた38戦目は、智徳1歳お誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で小山信行騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったキングゴールドオーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般B11 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で小山信行騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったアラビアンホワイトにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月14日、中2週で迎えた40戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小山信行騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた41戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小山信行騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた42戦目は、ロバーツ創立20周年記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小山信行騎手（12戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5歳（2010年）

1月3日、約4か月の休み明けで迎えた43戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小山信行騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた46戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた47戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。