ローレルマヌエル（2010年生、母レディレイナ）

ローレルマヌエル（2010年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時12歳）と交配したレディレイナが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山本昇寿。戦績は、中央平地4戦0勝、地方22戦10勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年のこじし座特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、山本昇寿から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ローレルクラブにて総額1,800万円（9万×200口）で一口馬主が募集された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

5月26日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月24日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月17日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカテリーナに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスリーダッシュに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、よもぎ菊特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキチに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマヤマンバに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月26日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサエッターレに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2014年）

1月4日、連闘で迎えた11戦目は、18日から開催!第1回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（6戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のストロンボリに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月17日、中1週で迎えた12戦目は、葉牡丹特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサエッターレに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月6日、中2週で迎えた13戦目は、フィギュアスケート賞（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（8戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のゴールドピューマに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月17日、中1週で迎えた14戦目は、こじし座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で丸野勝虎騎手（9戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイドリアーンに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月4日、中1週で迎えた15戦目は、うお座特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で丸野勝虎騎手（10戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた16戦目は、弥生特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で丸野勝虎騎手（11戦9勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンデンマックスに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

4月24日、中4週で迎えた17戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた18戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた19戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月9日、中1週で迎えた21戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた22戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたコスモカリヨン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月18日、中2週で迎えた24戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた25戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争心でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着に入った。

10月23日、中2週で迎えた26戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、文の京いちょう賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。