キリンタイム（2014年生、母ビューティブロンド）

経歴

デビュー前

1歳のとき、今牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小野正宏によって507.6万円で落札された。

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2016年）

5月24日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月3日、中9週で迎えた2戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

10月25日、中9週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエクレールプロントを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月2日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマリポサをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3歳（2017年）

4月18日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ウィックドクイーンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったスティールホープに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中2週で迎えた11戦目は、日高山脈楽古岳賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプローチダを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月3日、中1週で迎えた12戦目は、マツバボタン特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた13戦目は、マック鈴木来場記念特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のセミプレナに2馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

9月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、ダリア特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のインソムニアに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月3日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、優駿の里「安平町雪だるま」特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のグランロディアに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、北海道えぞ松特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で桑村真明騎手（11戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマッテンタルトに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、ビオラ特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2018年）

5月3日、約6か月の休み明けで迎えた18戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、ノーザンホースパーク特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウカゲロウを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

5月17日、中1週で迎えた19戦目は、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた20戦目は、マーガレット特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた21戦目は、中富良野町営ラベンダー園特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた22戦目は、フリオーソ賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマーケットレイズンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月9日、中3週で迎えた23戦目は、新冠町ふるさと納税特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（12戦7勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロードスヴァローグに1馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

10月2日、中7週で迎えた24戦目は、北海道えぞまつ特別1（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（13戦8勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた25戦目は、みついし花だより特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（14戦8勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したムカワシシャモに半馬身届かず2着となった。

5歳（2019年）

6月27日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた26戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、江差かもめ島まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、ダノンバラード賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた28戦目は、SORACHI1984（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るムカワシシャモを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

8月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、レダ特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

9月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、大湯沼川天然足湯特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた31戦目は、Aiba札幌駅前一周年記念特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた32戦目は、ルシナ特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた33戦目は、SPAT4のポイント10倍特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた34戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したキタアルプスに半馬身届かず2着となった。

12月25日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた35戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ジングルベル賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に敗れた。