ルレーヴ（2004年生、母スダリーフ）

ルレーヴ（2004年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「夢（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したスダリーフが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の一般C13。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

4月29日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

8月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

9月22日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月14日、中7週で迎えた4戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C32（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイズビーナスから4馬身差の2着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般C30（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノアテストに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月12日、中1週で迎えた6戦目は、一般C24（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C24（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロードハンターに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2008年）

1月29日、中3週で迎えた8戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリーガルホーラーをクビ差制して断然人気に応えた。

3月11日、中1週で迎えた11戦目は、アクアマリン特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（4戦2勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノウェーブから約12馬身差の2着となった。

4月22日、中2週で迎えた13戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（5戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったドゥスマイルから1馬身差の2着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた14戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（6戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

5月28日、中1週で迎えた15戦目は、初夏特設（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた16戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、梅雨特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトシイチロマンに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

7月22日、中4週で迎えた17戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルファイファンに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月7日、中1週で迎えた20戦目は、白露特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（7戦2勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた22戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩永千明騎手（8戦2勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩永千明騎手（9戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアネクスペクティドに3/4馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

5歳（2009年）

2月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた25戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山口達弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。