サンエイムサシ（2016年生、母ガイーヌ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、出口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって561.6万円で落札された。

2歳（2018年）

6月30日、デビュー戦は菅原俊吏騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。馬体重は469kg。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったサンエイロイヤルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月28日、中3週で迎えた2戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウィズジョイに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、2歳M3のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた5戦目は、2歳A（盛岡ダート1600m 雨/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のリュウノポップスに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月14日、中1週で迎えた6戦目は、2歳M2の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月25日、中5週で迎えた7戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1600m 曇/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、2歳M3の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3歳（2019年）

3月23日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳戦の奥州愛馬の会会長賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月4日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた11戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋悠里騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったエムワンピーコに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のオレンジプリンセス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋悠里騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のマイアイザックに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳M1の東北優駿（岩手ダービー）（コパノ（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高橋悠里騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳M3のウイナーカップ（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋悠里騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、クルーズラミレスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月21日、中3週で迎えた15戦目は、3歳M2のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋悠里騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高橋悠里騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リュウノボサノバに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた17戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で高橋悠里騎手（14戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で高橋悠里騎手（15戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4歳（2020年）

1月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1一（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は17戦連続で高橋悠里騎手（16戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のネイチャーモルサムをハナ差振り切って4勝目を収める

2月7日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のゴールデンボイスに3馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

2月24日、中1週で迎えた21戦目は、白富士賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた22戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、陽春賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のファイナルコールに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月28日、中5週で迎えた23戦目は、ナミ賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

11月20日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた24戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、家族みんなでメガイルミ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた25戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、受章祝賀デーフィナーレ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた26戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、KRAトロフィー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

5歳（2021年）

1月18日、中2週で迎えた27戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、雪晴賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

2月15日、中3週で迎えた28戦目は、宮益坂賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は西啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた29戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、パウダースノー賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた30戦目は、十貫坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月28日、中4週で迎えた31戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、スピカ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた32戦目は、プレアデス賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

9月13日、約4か月の休み明けで迎えた33戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、桔梗特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイトメアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

10月12日、中3週で迎えた34戦目は、寒露特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のアドマイヤロマンをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月25日、中1週で迎えた35戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた36戦目は、霜月特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったチョウライリンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた37戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、初冬特別（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のラフレシアオジョーに5馬身の差をつけて9勝目を手中に収めた。

12月6日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた38戦目は、M2のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、出口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって561.6万円で落札された。

畠山信一厩舎（岩手）へ入厩。

6歳（2022年）

9月14日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から9kg絞って迎えた39戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、日和風特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。