ミニョン（2019年生、母レッドベルフィーユ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、落合幸弘によって1,210万円で落札された。

2歳（2021年）

12月18日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、4着を確保した。

3歳（2022年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に敗れた。

3月12日、中8週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

6月7日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマルヨチアキランプを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

6月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のフォーチュネイトあじさい特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の288.5万円以下（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は山林堂信彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の283.5万円以上（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の283.5万円以上（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したハーディローズを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、モヒート賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（6戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のアゼリアグレートを半馬身振り切って2勝目を掴み取った。

11月2日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（7戦2勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（8戦2勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた16戦目は、シェリー・フリップ賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山林堂信彦騎手（9戦2勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

12月29日、中2週で迎えた17戦目は、東京メガイルミ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山林堂信彦騎手（10戦2勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

4歳（2023年）

1月27日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山林堂信彦騎手（11戦2勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山林堂信彦騎手（12戦2勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のうみへび座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山林堂信彦騎手（13戦2勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

4月23日、中6週で迎えた21戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた22戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた23戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた24戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスリールサンセールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

7月9日、中1週で迎えた26戦目は、スイレン特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルハクチョウザを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を収める

7月23日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた27戦目は、ヒギリ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヒロシゲアトムに4馬身の差をつけて5勝目を手にした。

8月13日、中2週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた28戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミーハディビーナに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中3週で迎えた29戦目は、宇佐大橋特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のツクバクロオーをアタマ差振り切って6勝目を獲得した。

10月7日、中3週で迎えた30戦目は、牝馬限定戦のミラク特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（6戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったジョウショーリードに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた31戦目は、興津岬特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎雅由騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダノンアレーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた32戦目は、伊与木川特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎雅由騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョシンタンカイを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って勝利をモノにする

12月3日、中3週で迎えた33戦目は、それ4着特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎雅由騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のダノングリスターを3/4馬身振り切って8勝目を手にした。

5歳（2024年）

1月7日、中4週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦のベラトリックス特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山崎雅由騎手（10戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

2月25日、中6週で迎えた35戦目は、牝馬限定戦のレジーナディンヴェルノ賞（高知ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山崎雅由騎手（11戦6勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンティキティラを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月21日、中7週で迎えた36戦目は、牝馬限定オープンの佐賀ヴィーナスカップ（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山崎雅由騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。