レオボストン（1998年生、母フォーマルドレス）

レオボストン（1998年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキーキャプテン（当時6歳）と交配したフォーマルドレスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、地方7戦5勝。2000年の青雲賞(地方重賞)に勝利した他、2000年の’00ゴールドジュニアーを制する活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋啓から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、田中竜雨によって346.5万円で落札された。

栗田泰昌厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2000年）

7月24日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシークウェブに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月25日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のバーニングヒメに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

9月24日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のサルビア特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のシュイベモアに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月1日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンの’00ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタイガーブライトに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の青雲賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のミツルトップワンをクビ差振り切って土付かずの5連勝を決めた。

3歳（2001年）

2月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦5勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

10月9日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスーパーチャンピオンシップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。