トキオボンバー（1993年生、母スマートロック）

トキオボンバー（1993年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時5歳）と交配したスマートロックが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）秋田牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方33戦13勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年の4歳C1。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

10月14日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月2日、中6週で迎えた2戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

3歳（1996年）

1月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた6戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた10戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

6月29日、中6週で迎えた11戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた13戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず18着に終わった。

11月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（上山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジュディコールに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカマツダイナーに1馬身半の差をつけて制した。

4歳（1997年）

4月8日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスルスミアンティーをアタマ差制して久々の一戦を物にした。

4月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチャーリーレディーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグタイムから6馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた20戦目は、D1ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスルスミアンティーに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

6月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグタイムをクビ差制して6勝目をつかんだ。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3ハ（上山ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（8戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた24戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で長橋秀樹騎手（10戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカリスタアサティスをクビ差制して7勝目をマークした。

9月16日、中3週で迎えた25戦目は、庄内平野特別（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で長橋秀樹騎手（11戦7勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で長橋秀樹騎手（12戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後はファイアーワークスと並んで2着同着となった。

5歳（1998年）

7月12日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた27戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で長橋秀樹騎手（13戦7勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた28戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（14戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤカンザンに1馬身半の差をつけて優勝

8月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（15戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったニイタカグローリーから6馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（16戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアオイファーロスから1馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（17戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイイデダンガンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月12日、中1週で迎えた33戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C2（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（18戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアイシャルヒメに2馬身半の差をつけて優勝

11月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1ハ（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（19戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアオイファーロスに3/4馬身の差をつけて優勝

12月1日、中2週で迎えた36戦目は、カモシカ賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（20戦11勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1999年）

4月13日、約4か月半の休養明けで迎えた37戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（21戦11勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた38戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（22戦11勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（23戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリサンダーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月15日、中3週で迎えた40戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（24戦12勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマイズミに3/4馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

6月29日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（25戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（26戦13勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた43戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（27戦13勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（2000年）

4月16日、約8か月の休養明けで迎えた44戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（28戦13勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月30日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた46戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。