イブキバレリーナ（1982年生、母シヤダイホープ）

イブキバレリーナ（1982年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時11歳）と交配したシヤダイホープが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地39戦8勝2着1回。1986年のマイラーズカップ(G2)で3着に入った他、1986年の北九州記念(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

9月8日、13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のインタースメルに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月20日、10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月10日、12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンアラシに1馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

12月9日、7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2歳（1985年）

1月5日、12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイリーバに1馬身半の差をつけて勝利を手にした。

3月17日、16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月7日、22頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。14着に敗れた。

4月28日、19頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5月19日、28頭立ての20番人気で2番ゲートからスタート。27着に終わった。

9月8日、10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月28日、10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月13日、14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月3日、20頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。

11月23日、13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月8日、12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（1986年）

1月18日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の北山特別（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月9日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の斑鳩特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は増井裕騎手。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のマックスルーラーに2馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

2月23日、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

3月23日、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（阪神芝1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4月20日、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は増井裕騎手。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月18日、エメラルドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったセントシーザーにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

6月8日、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月13日、小倉日経賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコーリンオーを3/4馬身振り切ってトップでゴールへと飛び込んだ。

8月3日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月24日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増井裕騎手。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月4日、オパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で増井裕騎手。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のロングハヤブサをクビ差振り切って勝利を収めた。

10月26日、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で増井裕騎手。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

12月14日、G3のCBC賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で増井裕騎手。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5歳（1987年）

2月1日、牝馬限定G3の京都牝馬特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

5月3日、栗東ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のタニノスイセイに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月7日、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

6月28日、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

7月19日、小倉日経賞（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月16日、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトーアファルコンをアタマ差振り切って勝利を掴み取った。

9月13日、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で増井裕騎手。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月10日、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月1日、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は根本康広騎手。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月22日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月27日、牝馬限定のハンデG3のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。