コーリンオー（1981年生、母タイヨウシラオキ）

コーリンオー（1981年5月3日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のドン（当時15歳）と交配したタイヨウシラオキが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地20戦7勝2着1回。1987年のスプリンターズステークス(G2)で3着に入った他、1986年のスワンステークス(G2)で3着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

2歳（1984年）

10月28日、12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナカルメンをハナ差制して勝利を物にした。

12月15日、16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。15着に敗れた。

3歳（1985年）

1月27日、9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月16日、19頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンワンダーに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールインした。

7月20日、11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモヒエンに7馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

8月18日、9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のローベルワットに2馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

10月5日、7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハルマゲドンに2馬身半の差をつけてトップでゴールインした。

10月27日、14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーコーフレンチに1馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

11月17日、16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月15日、14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1986年）

2月2日、ハンデ戦でオープンの淀短距離ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のネイティブナムラを3/4馬身振り切ってトップでゴールへと飛び込んだ。

4月20日、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

5月11日、G1の安田記念（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月8日、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

7月13日、小倉日経賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったイブキバレリーナにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

10月26日、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月16日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

12月14日、G3のCBC賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6歳（1987年）

2月8日、ハンデ戦でオープンの淀短距離ステークス（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

3月22日、G2のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小屋敷昭騎手。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。