キャッスルヒーロー（2018年生、母キャッスルローズ）

キャッスルヒーロー（2018年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハタノヴァンクール（当時9歳）と交配したキャッスルローズが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は城市公。戦績は、地方6戦1勝。2020年の川崎若駒オープンで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米谷康秀厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2020年）

6月19日、デビュー戦は沢田龍哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は452kg。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

7月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のオオクワガタ特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山中悠希騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のフライングトリップをクビ差振り切って初白星を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の若武者賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた7戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシャイニングフューチャー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったサウスワールドに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月11日、中3週で迎えた8戦目は、2歳オープンの川崎若駒オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったテイクアターンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3歳（2021年）

1月7日、中7週で迎えた9戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

2月9日、中4週で迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフリオーソ・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月6日、中4週で迎えた12戦目は、ブルーバードカップ東京湾カップTR（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた13戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鶯特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンエイウルフを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた15戦目は、水芭蕉特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったロードオブザチェコに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月23日、中2週で迎えた16戦目は、ファンシーサドル特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた17戦目は、納涼特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4歳（2022年）

6月14日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた18戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、梅雨明かり特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた19戦目は、七夕賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着を確保した。

7月24日、中1週で迎えた20戦目は、夏の陣特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

8月3日、中0週で迎えた21戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた22戦目は、バルーン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた23戦目は、夕月夜特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月29日、中1週で迎えた24戦目は、招き猫特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島正太郎騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、伸びてきたトゥモローアンセム決め手に屈してクビ差の2着となった。

10月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、楓特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島正太郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で懸命に走り抜いたが、伸びてきたスパイスアップ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島正太郎騎手（8戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた27戦目は、春待月特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で川島正太郎騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた28戦目は、稲富たまにはやるってよ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で川島正太郎騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

5歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた29戦目は、迎春賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で川島正太郎騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた30戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の睦月特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた31戦目は、猛虎特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

3月3日、中3週で迎えた32戦目は、2002年キングセイバー号記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（12戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた33戦目は、ハナズオウ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月5日、中2週で迎えた34戦目は、零れ桜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた35戦目は、カシオペア座特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（14戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた36戦目は、鍾馗賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（15戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた37戦目は、開成町あじさいまつり特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（16戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた38戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、キャンサー賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

8月5日、中8週で迎えた39戦目は、ペリドットスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山中悠希騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

9月26日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた40戦目は、ベゴニアスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた41戦目は、七里ヶ浜特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。