グランデルーニー（2016年生、母リリアンタイム）

Grande Rooney

2016.03.08

グランデルーニー（2016年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時17歳）と交配したリリアンタイムが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、チャンピオンズファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、グランデファームによって1,296万円で落札された。

佐藤賢二厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2019年）

12月13日、デビュー戦は山本聡紀騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のモエレレジェンドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2020年）

1月8日、中3週で迎えた2戦目は、船橋市場の案内所 市場カフェ賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したヨウコウにアタマ差届かず2着に甘んじた。

1月29日、中2週で迎えた3戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡紀騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では出色の末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラリュールに6馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5歳（2021年）

5月4日、約12か月の休み明けで迎えた5戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るディオブルネッタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

5月28日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシュパーガに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。