エスティボンバー（1993年生、母ブシヨウカルメン）

エスティボンバー（1993年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオサイチジョージ（当時7歳）と交配したブシヨウカルメンが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、地方27戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の’98シーサイドカップ(一般B1以下ハンデ)。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1996年）

4月13日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は481kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシノキリコから2馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシローミラクルに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月4日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサウンドリックに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

7月2日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のやまゆり特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のコマクサ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1997年）

1月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、立会川特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中0週で迎えた7戦目は、自由が丘特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィンフォーエバーから1馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中4週で迎えた8戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホゲットバクシンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月9日、中2週で迎えた9戦目は、花吹雪特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフルハウスからクビ差の2着に甘んじた。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、おうし座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月7日、中5週で迎えた11戦目は、こと座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤祐樹騎手（10戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のアミイレインボーに6馬身の差をつけて4勝目をマークした。

6月23日、中1週で迎えた12戦目は、アルタイル賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月11日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤祐樹騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた14戦目は、ファンタジーナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤祐樹騎手（13戦4勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた15戦目は、霜月賞（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤祐樹騎手（14戦4勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた16戦目は、B3三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で佐藤祐樹騎手（15戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキャットスペシャルに半馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

12月30日、中2週で迎えた17戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で佐藤祐樹騎手（16戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホウエイストームに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（1998年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、西村正明騎手を鞍上に迎えて、北極星賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のアイアイチーターを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

4月27日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のスターロード賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（17戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月16日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のエメラルド賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（18戦6勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のジャンボパークに1馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

6月22日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の’98シーサイドカップ（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（19戦7勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のグラスメモリーに2馬身半の差をつけて優勝

7月23日、中3週で迎えた22戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に51.5kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。

8月25日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の一般A2二以下（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（20戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のラシアンスキーを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

9月15日、中2週で迎えた24戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’98クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8歳（2001年）

2月1日、約29か月の休養明けで迎えた25戦目は、ハンデ戦の’01ウインターカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（21戦9勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦でオープンのきさらぎオープン（大井ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（22戦9勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた27戦目は、久保勇一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01メトロポリタンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。