ツルギフェロン（2002年生、母キネティックアート）

ツルギフェロン（2002年6月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部より」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時9歳）と交配したキネティックアートが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方59戦17勝2着9回。主な勝ち鞍は2009年のルビー特別(一般A2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、びらとり牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐々木由則厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（2005年）

10月29日、デビュー戦は菅原幸弘騎手を鞍上に据えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月19日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月3日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマラケートダイヤを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月17日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイオウギに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2006年）

1月4日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月4日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた6戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小島太一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた8戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

11月11日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

5歳（2007年）

1月6日、中3週で迎えた11戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3月3日、中7週で迎えた12戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた14戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月29日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアトワンスヒロに4馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のファストストリングをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

7月15日、中3週で迎えた17戦目は、金沢競馬売店組合才田売店杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカラシャーディーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた18戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロココガールに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月2日、中4週で迎えた19戦目は、松虫草特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコンレチェを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

9月17日、中1週で迎えた20戦目は、葛の花特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンザンイカヅチに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月1日、中1週で迎えた21戦目は、玉簾特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタカラシャーディーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

10月22日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（7戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサダムポラリスに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月19日、中3週で迎えた23戦目は、一般B1-3（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で桑野等騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタカラシャーディーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

12月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で桑野等騎手（9戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグロリアスソードを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って断トツ人気に応えた。

12月17日、中1週で迎えた25戦目は、じんちょうげ特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で桑野等騎手（10戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーバーカムに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6歳（2008年）

1月4日、中2週で迎えた26戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、せんりょう特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアンバーエイトを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利数を11に伸ばす

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、元気です!能登特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（11戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイオープリンスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月7日、中1週で迎えた28戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（12戦9勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャインカイザーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた29戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（13戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

5月26日、中4週で迎えた30戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（14戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた31戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（15戦9勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

7月7日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、芭蕉レース（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた33戦目は、アンタレス賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた34戦目は、JA岩手ふるさと奥州牛杯（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブラックオーメンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた35戦目は、ムーンライトカップ（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた36戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（16戦9勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月12日、中1週で迎えた37戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（17戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンザンイカヅチを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月28日、中1週で迎えた38戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（18戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトミノプリティーに3馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

11月11日、中1週で迎えた39戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（19戦11勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（20戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハッタリヴリアを3/4馬身振り切って勝利数を15に伸ばす

12月29日、中4週で迎えた41戦目は、ルビー特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（21戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウショウサウンドに1馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

7歳（2009年）

1月9日、中1週で迎えた42戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（22戦13勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月12日、約3か月の休み明けで迎えた43戦目は、地方重賞のスプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（23戦13勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた44戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で桑野等騎手（24戦13勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた45戦目は、スプリント特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で桑野等騎手（25戦13勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた46戦目は、ルビー特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑野等騎手（26戦13勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた47戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で桑野等騎手（27戦13勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた48戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で桑野等騎手（28戦13勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月16日、中1週で迎えた49戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で桑野等騎手（29戦13勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャインカイザーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた50戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で桑野等騎手（30戦13勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

8月30日、中1週で迎えた51戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で桑野等騎手（31戦13勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタカラトゥルーを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

9月14日、中1週で迎えた52戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で桑野等騎手（32戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナムラカイソクを半馬身振り切って勝利数を17に伸ばす

10月4日、中2週で迎えた53戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で桑野等騎手（33戦14勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた54戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で桑野等騎手（34戦14勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナムラグローリーに交わされて5馬身差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた55戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で桑野等騎手（35戦14勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた56戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で桑野等騎手（36戦14勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた57戦目は、ルビー特別（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は22戦連続で桑野等騎手（37戦14勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレートキャプテンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた58戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は23戦連続で桑野等騎手（38戦14勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた59戦目は、新春特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で桑野等騎手（39戦14勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月11日、約3か月半の休み明けで迎えた60戦目は、地方重賞のスプリングカップ（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は25戦連続で桑野等騎手（40戦14勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた61戦目は、石川門特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は26戦連続で桑野等騎手（41戦14勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた62戦目は、金沢城外濠公園特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は27戦連続で桑野等騎手（42戦14勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた63戦目は、白山スーパー林道特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は28戦連続で桑野等騎手（43戦14勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた64戦目は、小松那谷寺特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は29戦連続で桑野等騎手（44戦14勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた65戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は30戦連続で桑野等騎手（45戦14勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた66戦目は、渚百選小舞子海岸特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は31戦連続で桑野等騎手（46戦14勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた67戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、能登飯田燈籠山祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた68戦目は、能登町キリコと灯りの祭典特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。