ジョージタイセイ（1992年生、母ジヨーキジルクム）

ジョージタイセイ（1992年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のミルジヨージ（当時17歳）と交配したジヨーキジルクムが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大成牧場。戦績は、地方29戦12勝2着2回。1998年の荒尾・中津交流サラブレッドグランプリ(地方重賞)に勝利する活躍をした。その他にも重賞4勝を挙げた。

経歴

デビュー前

武森辰巳厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1994年）

10月13日、デビュー戦は藤村和生騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤村和生騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノリフトに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、中0週で迎えた3戦目は、2歳戦のストレチア特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤村和生騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキートチャンピオンに5馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の青雲賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤村和生騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンショールに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

3歳（1995年）

1月3日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤村和生騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシローストライカーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月9日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤村和生騎手（5戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコンサートボーイに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月12日、中8週で迎えた7戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤村和生騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコンサートボーイに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤村和生騎手（7戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤村和生騎手（8戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコンサートボーイに2馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

4歳（1996年）

3月5日、約9か月の休養明けで迎えた10戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤村和生騎手（9戦7勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月11日、中4週で迎えた11戦目は、マイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で藤村和生騎手（10戦7勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、約8か月の休養明けで迎えた12戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で藤村和生騎手（11戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1997年）

1月16日、中4週で迎えた13戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で藤村和生騎手（12戦7勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月27日、中5週で迎えた14戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で藤村和生騎手（13戦7勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。15着に敗れた。

7月28日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で藤村和生騎手（14戦7勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1998年）

1月11日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた17戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた18戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

3月28日、中6週で迎えた19戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの一般（荒尾ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンベイブに5馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

4月18日、中2週で迎えた20戦目は、高岳特設（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウダイボーイからアタマ差の2着に甘んじた。

5月5日、中1週で迎えた21戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスティールキャストに9馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。

5月24日、中2週で迎えた22戦目は、高岳特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウダイボーイに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月21日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞の荒尾・中津交流サラブレッドグランプリ（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のホクシンミラクルに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月5日、中1週で迎えた24戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で古泉悟騎手（5戦4勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に敗れた。

8月15日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、RKKカップ（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古泉悟騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシンコウストロングに4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

9月27日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた26戦目は、高岳特設（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で古泉悟騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた27戦目は、サラブレッド大賞典トライアル（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古泉悟騎手（8戦5勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューシティボーイからアタマ差の2着となった。

12月13日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、地方重賞のサラブレッド大賞典（荒尾ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で古泉悟騎手（9戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7歳（1999年）

5月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた29戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。