リンゾウチャネル（2016年生、母ワールドレデー）

リンゾウチャネル（2016年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。2019年にNARグランプリ3歳最優秀牡馬を受賞した。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時9歳）と交配したワールドレデーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上牧場。2019年に北斗盃、北海優駿及び王冠賞を制してホッカイドウ競馬3歳三冠を達成するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

6月20日、デビュー戦は松井伸也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ビッグクロワールに交わされて1馬身差の2着となった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るポエムロビンを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月25日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のビッグショウに3馬身の差をつけて2勝目を収める

8月15日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タイムゴールドに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月16日、中4週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳M1のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマツリダレーベンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳S2の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミューチャリーに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

3歳（2019年）

4月17日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳戦の牡羊座特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリンノレジェンドに1馬身半の差をつけて順当に勝利した。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、キズナ・プレミアム（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラバズーカーに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジョウランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンノレジェンドに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月1日、中5週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシベリアンプラウドをクビ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。

10月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、みついし花だより特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鬼脚を爆発させて、最後は2着のパイロスターに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた14戦目は、3歳地方重賞の楠賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジンギを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

4歳（2020年）

4月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた16戦目は、幸オープン（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた17戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、皐月盃（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月17日、中5週で迎えた18戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月16日、中3週で迎えた19戦目は、中原オープン（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコスモカナディアンに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

9月9日、中7週で迎えた20戦目は、S1の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入った。

10月21日、中5週で迎えた21戦目は、S3の埼玉新聞栄冠賞（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた22戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、柿生オープン（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、カジノフォンテンに交わされて1馬身差の2着となった。

12月17日、中4週で迎えた23戦目は、麻生オープン（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

5歳（2021年）

1月14日、中3週で迎えた24戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、チバテレ盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、コズミックフォースに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中3週で迎えた25戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゴールドホイヤーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月17日、中4週で迎えた26戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた27戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月4日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、東京記念トライアル（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月23日、中6週で迎えた29戦目は、北海道日高乳業ヨーグルッペ特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（10戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、伸びてきたチャイヤプーン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中3週で迎えた30戦目は、サートゥルナーリア・プレミアム（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6歳（2022年）

2月9日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた32戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、S3のフジノウェーブ記念（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた33戦目は、隅田川オープン（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着に入った。

7月27日、約4か月の休養明けで迎えた34戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた35戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

9月20日、中3週で迎えた36戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、武蔵野オープン（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタービランスに2馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

11月2日、中5週で迎えた37戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月8日、中4週で迎えた38戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったライトウォーリアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月29日、中2週で迎えた39戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

7歳（2023年）

2月8日、中5週で迎えた40戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、4着に終わった。

5月17日、約3か月半の休養明けで迎えた41戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた42戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ゆりかもめオープン（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のゴライアスに1馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月6日、中3週で迎えた43戦目は、スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のコパノジャッキーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月23日、中6週で迎えた44戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスマイルウィに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8歳（2024年）

6月4日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた45戦目は、ゆりかもめオープン（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月4日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた46戦目は、スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、フォーヴィスムに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中4週で迎えた47戦目は、スパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

8月28日、中2週で迎えた48戦目は、フリオーソレジェンドカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤洋一騎手（7戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。