ブラックキーラー（2003年生、母アカネキーラー）

ブラックキーラー（2003年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタキシード（当時7歳）と交配したアカネキーラーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高澤俊雄。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2005年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

4月21日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシップアルーフから2馬身半差の2着となった。

4月28日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノプログレスから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月26日、中3週で迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったツインタイトルからハナ差の2着に甘んじた。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェリームーンから2馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、中9週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサムライダマシイからクビ差の2着に惜敗した。

9月21日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパークリーヒカリに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月25日、中2週で迎えた9戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新冠レ・コード館特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた10戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月20日、中4週で迎えた11戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシクラメン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（2006年）

1月10日、中2週で迎えた12戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた14戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の駿風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

3月5日、中1週で迎えた15戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦の爽風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

5月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

5月31日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた19戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ナカノホマレに交わされて1馬身差の2着となった。

6月19日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、3歳戦の夾竹桃特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg絞って迎えた22戦目は、3歳戦の若鷹特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

10月30日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた23戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菊花特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

11月22日、中2週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた24戦目は、3歳戦の若獅子特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月20日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた25戦目は、3歳戦の若武者特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。