コトブキハワイアン（1986年生、母エビスローラー）
Kotobuki Hawaiian
1986.03.09
コトブキハワイアン（1986年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のハワイアンイメージ（当時9歳）と交配したエビスローラーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方46戦15勝2着10回。主な勝ち鞍は1991年のテレビ埼玉杯(900万下)。
経歴
デビュー前
青木和夫厩舎（笠松）へ入厩。
2歳（1988年）
7月10日、デビュー戦は松原義夫騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタツミリリアンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月15日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーブルサンシーから1馬身半差の2着となった。
12月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンバットシーマーから1馬身半差の2着に敗北した。
3歳（1989年）
1月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松原義夫騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のノースライトに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
2月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のバレンタイン特別 イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松原義夫騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で松原義夫騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコンバットシーマーをクビ差制して勝利を手中に収めた。
3月13日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松原義夫騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドタイソンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
4月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で松原義夫騎手（9戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のリユウコウエンゼルをクビ差制して勝利を手中に収めた。
4歳（1990年）
2月12日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた11戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で松原義夫騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のステインオーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で松原義夫騎手（11戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月12日、中1週で迎えた13戦目は、弥生特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で松原義夫騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレツツトライに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月1日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で松原義夫騎手（13戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノブレーブに6馬身の差をつけて優勝
4月22日、中2週で迎えた15戦目は、菜の花特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で松原義夫騎手（14戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨマサオーザに2馬身の差をつけて9勝目を挙げた。
5月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、鵜飼特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で松原義夫騎手（15戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマサキチオーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5月27日、中1週で迎えた17戦目は、東海オールスタージョッキー（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で松原義夫騎手（16戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフェートロッキーに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
6月14日、中2週で迎えた18戦目は、あやめ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で松原義夫騎手（17戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジャックスパークに3/4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
12月12日、約6か月の休養明けで迎えた19戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で松原義夫騎手（18戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキングオブストーンに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
5歳（1991年）
1月19日、中4週で迎えた20戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったマサチューセッツをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。
2月17日、中3週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下のテレビ埼玉杯（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアームバンガードをクビ差振り切って優勝
4月7日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、春風ステークス（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。
4月27日、中2週で迎えた23戦目は、箱根ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は横山典弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。
6月15日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、阿武隈ステークス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。
6月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた25戦目は、ハンデ戦のTUF杯（福島芝1200m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた26戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、BSN杯（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。
12月15日、約5か月の休養明けで迎えた27戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（19戦13勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた28戦目は、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（20戦13勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（1992年）
1月14日、中1週で迎えた29戦目は、新春短距離特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（21戦13勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤメリーダーに3馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす
1月26日、中1週で迎えた30戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（22戦14勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマックスブレインから3馬身差の2着に敗北した。
2月23日、中3週で迎えた31戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（23戦14勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
3月8日、中1週で迎えた32戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、マーチカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチアヤヒデから2馬身差の2着となった。
4月8日、中3週で迎えた33戦目は、東海大賞典（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月29日、中2週で迎えた34戦目は、スプリング争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（24戦14勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエムグレートに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
5月14日、中1週で迎えた35戦目は、中京短距離特別（中京(地)芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（25戦15勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンニシキから3/4馬身差の2着に敗北した。
6月3日、中2週で迎えた36戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（26戦15勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアヤメリーダーから半馬身差の2着に敗北した。
12月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、ウインター争覇（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（27戦15勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた38戦目は、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（28戦15勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクリュウスイから6馬身差の2着となった。
7歳（1993年）
1月13日、中1週で迎えた39戦目は、新春クラウン（笠松ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松原義夫騎手（29戦15勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイプスワローから2馬身半差の2着に敗北した。
1月27日、中1週で迎えた40戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松原義夫騎手（30戦15勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月24日、中3週で迎えた41戦目は、樋口富男騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月18日、約4か月の休み明けで迎えた42戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、白ばら特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月6日、中2週で迎えた43戦目は、乗鞍特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（31戦15勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月26日、約3か月半の休養明けで迎えた44戦目は、菊花短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（32戦15勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月19日、中2週で迎えた45戦目は、水車特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（33戦15勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月16日、中3週で迎えた46戦目は、伊吹特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（34戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月31日、中1週で迎えた47戦目は、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（35戦15勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8歳（1994年）
1月27日、中3週で迎えた48戦目は、ガーネット特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松原義夫騎手（36戦15勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラマンダラから半馬身差の2着に敗北した。
2月8日、中1週で迎えた49戦目は、バレンタイン特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月24日、中1週で迎えた50戦目は、紅梅特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月15日、中2週で迎えた51戦目は、弥生特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（37戦15勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月5日、中2週で迎えた52戦目は、一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラミユールから3/4馬身差の2着となった。
4月27日、中2週で迎えた53戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。