カルストンニシキ（1986年生、母カクノロムルス）

カルストンニシキ（1986年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のビゼンニシキ（当時5歳）と交配したカクノロムルスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）駿河牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方34戦12勝2着7回。主な勝ち鞍は1992年の中京短距離特別(A12 B1)。

経歴

デビュー前

本村夫美高厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1988年）

11月4日、デビュー戦は白坂芳文騎手を鞍上に据えて、馬体重は410kg。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた2戦目は、黒宮高徳騎手を鞍上に迎えて、12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒宮高徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサトルマウンテンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、圓田修騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゲンジコウに半馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3歳（1989年）

4月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（中京(地)ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は黒宮高徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のパラデイオに3馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

5月21日、中1週で迎えた7戦目は、鞍上は2戦連続で黒宮高徳騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスアリーナーからアタマ差の2着に甘んじた。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、鞍上は3戦連続で黒宮高徳騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーゴールドをクビ差制して4勝目をつかんだ。

7月17日、中5週で迎えた9戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で黒宮高徳騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中9週で迎えた10戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒宮高徳騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーゴールドから2馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた11戦目は、迫田清美騎手を鞍上に迎えて、C2ハ（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のパリオセンプーに半馬身の差をつけて5勝目を手にした。

10月29日、中2週で迎えた12戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で迫田清美騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアリマダンサーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

11月27日、中3週で迎えた13戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で迫田清美騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンマサユキをアタマ差制して勝利をモノにする

12月22日、中3週で迎えた14戦目は、冬至特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で迫田清美騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアグネスダイマオーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（1990年）

3月29日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、陽春特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は黒宮高徳騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の桑名特別（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた19戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

12月22日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、タイイーグルに半馬身交わされて2着となった。

5歳（1991年）

1月19日、中3週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた24戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

5月7日、中5週で迎えた26戦目は、B2イ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は迫田清美騎手（4戦4勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったギンザタカラボーイから半馬身差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた27戦目は、B12ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で迫田清美騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた28戦目は、B12ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で迫田清美騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた29戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で迫田清美騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で迫田清美騎手（8戦4勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた31戦目は、B2ロ（中京(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒宮高徳騎手（8戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトフアスターから半馬身差の2着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた32戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は迫田清美騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイアラシからクビ差の2着に甘んじた。

11月14日、中1週で迎えた33戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で迫田清美騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた34戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で迫田清美騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリープレジャーから2馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた35戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で迫田清美騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスグロリーに半馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6歳（1992年）

1月2日、連闘で迎えた36戦目は、ニューイヤー特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で迫田清美騎手（13戦5勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた37戦目は、B1（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で迫田清美騎手（14戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイアラシに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

2月16日、中3週で迎えた38戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で迫田清美騎手（15戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードリングから1馬身半差の2着に敗北した。

3月26日、中5週で迎えた39戦目は、すみれ草特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で迫田清美騎手（16戦6勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた40戦目は、B1（名古屋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で迫田清美騎手（17戦6勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリープレジャーに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月14日、中2週で迎えた41戦目は、中京短距離特別（中京(地)芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で迫田清美騎手（18戦7勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキハワイアンに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月12日、中3週で迎えた42戦目は、松本克幸騎手を鞍上に迎えて、パール特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた43戦目は、佐野宗位騎手を鞍上に迎えて、サファイヤ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8歳（1994年）

3月25日、約19か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた44戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。