サウスドロシー（1998年生、母メジロドロシー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中田英樹から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、坂東牧場によって535.5万円で落札された。

3歳（2001年）

3月3日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた3戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

6月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

6月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったナナコフレスコにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月20日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた9戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

4歳（2002年）

1月1日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C8（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、中8週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームアミーゴに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月26日、中2週で迎えた12戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた13戦目は、君子蘭特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードジェダイからクビ差の2着に甘んじた。

5月5日、中2週で迎えた14戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた16戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコンプリートに3馬身の差をつけて2勝目を収める

7月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフェンネルダンサーに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメロウハーモニーに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

8月19日、中2週で迎えた20戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトゥルーヴィガーに1馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

10月20日、中8週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた21戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

5歳（2003年）

1月26日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。