カゼノカケハシ（2019年生、母タムロマンサーナ）
Kazeno Kakehashi
2019.03.15
カゼノカケハシ（2019年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「風の架け橋」。毛色は栗毛。種牡馬のウインバリアシオン（当時11歳）と交配したタムロマンサーナが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は野々宮牧場。主な勝ち鞍は2023年の一般C2十一。
経歴
デビュー前
1歳のとき、野々宮牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、福田光博によって88万円で落札された。
根本康広厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2021年）
10月23日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は402kg。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。
3歳（2022年）
1月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
3月15日、中9週で迎えた3戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
5月22日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では見所を作れず18着に終わった。
7月5日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたっくんなっちゃん結婚記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた6戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。
8月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。
8月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。
8月28日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦の千日紅賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。
9月11日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、馬券が買えるね!ふみやさん祝20歳記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。
10月11日、中3週で迎えた11戦目は、川添裕起☆40勝記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で服部大地騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十一（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で服部大地騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた14戦目は、ようこそウマドル!ファルコ記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で服部大地騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた15戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、逃げるベルウッドスカイを差し切れず、2馬身半差の2着となった。
デビュー前
1歳のとき、野々宮牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、福田光博によって88万円で落札された。
宗綱泰彦厩舎（金沢）へ入厩。
デビュー前
1歳のとき、野々宮牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、福田光博によって88万円で落札された。
宗綱泰彦厩舎（金沢）へ入厩。
4歳（2023年）
3月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた16戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
3月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
4月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十一（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマナリオナを鬼脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。
4月23日、中1週で迎えた19戦目は、てゆーか最尖ティーンるくきち爆誕ぢゃね杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。
5月7日、中1週で迎えた20戦目は、祭りなら!俺の中にある!杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイトマイルにアタマ差届かず2着となった。
5月21日、中1週で迎えた21戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のカスミソウ賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた22戦目は、城下町金沢で加賀野菜を食べよう賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったキノトクイーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
6月13日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るユキゲショウを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。
7月18日、中4週で迎えた24戦目は、奥能登地震被災地復興支援杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したシュネルンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
8月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。
8月29日、中3週で迎えた26戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、加藤真透☆友貴夫妻入籍1周年記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のフリューリングに3馬身の差をつけて優勝
9月16日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦のリンドウ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた28戦目は、兼六園ライトアップ・秋の段記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したアーバンヒーローを差し切れず、2馬身差の2着となった。
10月17日、中1週で迎えた29戦目は、地方競馬教養センター騎手候補生募集中賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（12戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。
10月31日、中1週で迎えた30戦目は、恋路賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は兼子千央騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。
11月26日、中3週で迎えた31戦目は、牝馬限定戦のグラジオラス賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた32戦目は、KDB陽子お誕生日おめでとう杯 特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で兼子千央騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したステイグリーンに半馬身届かず2着となった。
12月25日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定戦のクリスマスパレード賞（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で兼子千央騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。
5歳（2024年）
1月27日、中4週で迎えた34戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた35戦目は、Oneness Project応援記念（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
2月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
3月10日、中1週で迎えた37戦目は、薗部博之さん来場記念（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
3月31日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
4月21日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加茂飛翔騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。