ハリーダンカン（1983年生、母ハードミネ）

経歴

デビュー前

3歳（1986年）

1月6日、デビュー戦は4歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/重）に出走。馬体重は470kg。鞍上は丸山勝秀騎手。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

1月19日、4歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

2月8日、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月8日、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダブルイーグルをクビ差振り切って勝利を手にした。

3月29日、4歳400万下（阪神芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は河内洋騎手。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月6日、4歳400万下（中京芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月27日、4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月17日、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

8月30日、4歳以上400万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

9月20日、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

10月11日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山勝秀騎手。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月25日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山勝秀騎手。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

11月22日、4歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、イブキザーバンにハナ差交わされて2着となった。

12月13日、4歳以上400万下の揖斐川特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

4歳（1987年）

2月1日、5歳以上400万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、伸びてきたリバティガルー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月21日、5歳以上400万下の勝山城特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は武田悟騎手。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月14日、5歳以上400万下の下呂特別（中京芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武田悟騎手。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

4月18日、5歳以上400万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武田悟騎手。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったジムレンジャーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月26日、5歳以上400万下（新潟芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武田悟騎手。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のグリーンメルシーに1馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

5月9日、5歳以上400万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武田悟騎手。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アローシゲルに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月26日、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武田悟騎手。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

8月16日、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノマサルを豪快な末脚で半馬身差し切って勝利を収めた。

8月29日、4歳以上400万下の国東特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のリープハーバーに2馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。

10月10日、4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月28日、4歳以上900万下の比良山特別（京都芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

12月20日、4歳以上900万下の千種川特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5歳（1988年）

1月17日、5歳以上900万下の伏見特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

2月13日、5歳以上900万下の響灘特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は上野清章騎手。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、パリスベンベに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6月26日、5歳以上900万下の御嶽特別（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は河内洋騎手。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月16日、4歳以上900万下の西日本スポーツ杯（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は上野清章騎手。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月7日、ハンデ戦で4歳以上900万下の有明特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

9月10日、4歳以上900万下の野分特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

10月2日、ハンデ戦で4歳以上900万下の兵庫特別（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月29日、ハンデ戦で4歳以上900万下の鳴滝特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のダイタクリベラルをクビ差振り切って勝利をモノにした。

6歳（1989年）

1月14日、5歳以上1400万下の万葉ステークス（京都芝3000m 外回り曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田島良保騎手。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

2月4日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ナムラモノノフにクビ差交わされて2着となった。

2月25日、5歳以上1400万下の甲南ステークス（阪神芝2500m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

3月25日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の京橋ステークス（阪神芝2500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月15日、5歳以上1400万下の難波ステークス（阪神芝2200m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は西浦勝一騎手。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。