リープハーバー（1983年生、母ダイタクブレインズ）

リープハーバー（1983年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアローエクスプレス（当時16歳）と交配したダイタクブレインズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地39戦3勝2着10回。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月6日、デビュー戦は4歳新馬（京都ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は478kg。鞍上は西橋昇騎手。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったリワードパンサーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

1月18日、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西橋昇騎手。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月8日、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西橋昇騎手。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシメニカイザーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月15日、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西橋昇騎手。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミスティブーンにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。

4月5日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西橋昇騎手。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったブライトインターに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月10日、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西橋昇騎手。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサンライズヒーローに1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

7月12日、4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西橋昇騎手。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

7月27日、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西橋昇騎手。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

8月10日、4歳以上400万下の若戸特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西橋昇騎手。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ハクラブグロリーに交わされて3馬身差の2着となった。

8月24日、4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で西橋昇騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

8月30日、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西橋昇騎手。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月29日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で西橋昇騎手。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月14日、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は五十嵐忠男騎手。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（1987年）

1月17日、5歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフミノシャープに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月8日、牝馬限定の5歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は西橋昇騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月14日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西橋昇騎手。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月28日、牝馬限定の5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西橋昇騎手。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月3日、5歳以上400万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西橋昇騎手。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

5月9日、牝馬限定の5歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプロンプトメアに1馬身半の差をつけて勝利した。

5月24日、5歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は西橋昇騎手。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

6月28日、5歳以上900万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西橋昇騎手。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

7月18日、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西橋昇騎手。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月1日、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西橋昇騎手。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したメイショウテイオーに半馬身届かず2着に敗北した。

8月15日、4歳以上400万下の伊万里特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西橋昇騎手。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミデオンルビーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月29日、4歳以上400万下の国東特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西橋昇騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったハリーダンカンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、4歳以上400万下の布引特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西橋昇騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月18日、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西橋昇騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月1日、牝馬限定の4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で西橋昇騎手。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

11月14日、4歳以上400万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で西橋昇騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

11月29日、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したラッキーデージを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月12日、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月26日、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラビアンインターを半馬身振り切ってトップでゴールに飛び込んだ。

5歳（1988年）

5月29日、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岸滋彦騎手。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

6月12日、5歳以上900万下（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山雄一騎手。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

7月3日、牝馬限定の5歳以上900万下の浜名湖特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月16日、4歳以上900万下の西日本スポーツ杯（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月20日、牝馬限定の4歳以上900万下の天草ステークス（小倉芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月18日、4歳以上900万下（阪神芝2200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6歳（1989年）

7月9日、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。