リアルブライトン（1986年生、母シュアンス）

リアルブライトン（1986年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のヤマニン（当時14歳）と交配したシュアンスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地23戦3勝2着6回、地方24戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の香椎特別(500万下)。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

3月5日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るインターユニバースを鮮烈な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月2日、中3週で迎えた2戦目は、4歳400万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったマルカロッキーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月11日、中9週で迎えた3戦目は、4歳400万下のかきつばた賞（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳400万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

10月14日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で田島良保騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4歳（1990年）

3月31日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で田島良保騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたカルストンパーシア決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月22日、中2週で迎えた7戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

6月10日、中6週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は田島良保騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた9戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したコウエイダッシュを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のハギノシンボルに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

5歳（1991年）

1月27日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、タニノファストに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月9日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下の勝山城特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キョウエイエールに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の志賀島特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、メイショウグロッソに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月17日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下の香椎特別（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のマチカネツラヌキをハナ差振り切って3勝目を収める

4月7日、中2週で迎えた15戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’91ヤングジョッキーズステークス（京都芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下のシドニートロフィー（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5月26日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の松尾特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月17日、約6か月の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた19戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の中京日経賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

12月14日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

6歳（1992年）

2月2日、中6週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

3月7日、中4週で迎えた22戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた23戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の山陽特別（阪神芝2000m 小雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月5日、中9週で迎えた24戦目は、井上孝彦騎手を鞍上に迎えて、木曽川特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた25戦目は、白ばら特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上孝彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた26戦目は、乗鞍特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上孝彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた27戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤマキャニオンに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた28戦目は、松原義夫騎手を鞍上に迎えて、くろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーダンデイから3馬身差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた29戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた30戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、オータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた31戦目は、イチイの木特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツミモンブランから1馬身差の2着となった。

10月25日、中2週で迎えた32戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた33戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた34戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中4週で迎えた35戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1993年）

1月13日、中1週で迎えた36戦目は、新春クラウン（笠松ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月24日、中5週で迎えた37戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた38戦目は、マーチカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた39戦目は、奈良津桜特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた40戦目は、スプリング争覇（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松原義夫騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた41戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は坂口重政騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた42戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、ローレル争覇（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は松原義夫騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月7日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた44戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた45戦目は、サマーカップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた46戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた47戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。