マルトクローレル（2018年生、母マルトクビクトリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹中牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって209万円で落札された。

2歳（2020年）

12月1日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスイヨウビノテンマに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2021年）

2月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳B（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

3月31日、中5週で迎えた3戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のヤングレディース（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳B（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松木大地騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた7戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1230m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

4歳（2022年）

2月10日、約8か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上C3（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のキョウトブッサに3馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

2月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のドライブランをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

3月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、スツーカに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサウスインザダークに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

8月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート820m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、サイウンに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月2日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 C3（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のスターリーソングを3/4馬身振り切って断然人気に応えた。

12月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のジュンキャノンを3/4馬身振り切って断然人気に応えた。

12月31日、中1週で迎えた15戦目は、C2C3 3歳以上特別（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

5歳（2023年）

1月18日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（4戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた17戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のデルマアミダに3馬身半の差をつけて7勝目を獲得した。

3月2日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

10月11日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた20戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のモンテラパンに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

11月2日、中2週で迎えた21戦目は、エメラルド賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ヴィーガンに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた23戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、シンビジウム賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったセンテッドジュエルにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2一（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったミヤビアークに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6歳（2024年）

1月23日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（5戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ヴィクターアークに交わされて3馬身差の2着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ヴィクターアークに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月28日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた28戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、アイリス特別（名古屋ダート920m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた29戦目は、おひつじ座特別（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた30戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、プレアデス特別（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた31戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、うしかい座特別（名古屋ダート920m 小雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた32戦目は、向暑特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた33戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダンネワードに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月25日、中2週で迎えた34戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、かに座特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた35戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったカツノサンキュウに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中2週で迎えた36戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーホウジェンマを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、疾走特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイストロスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中7週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた38戦目は、鮑特別（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。