リュウノガルシア（2019年生、母プリモカラーズ）

リュウノガルシア（2019年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時6歳）と交配したプリモカラーズが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川フアーム。2021年の若駒賞(地方重賞)で2着に入った他、2021年の若駒賞(M2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

板垣吉則厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2021年）

6月6日、デビュー戦は高松亮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。馬体重は477kg。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた2戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモンテマオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた4戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のビギナーズカップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた7戦目は、2歳M2の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったカクテルライトに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月17日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の知床賞（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマックスレジェンドにハナ差届かず2着に甘んじた。

11月15日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビッグモンドルーフに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の太夫黒特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（7戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、勝ったサンエイブレーヴにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた11戦目は、2歳地方重賞の寒菊賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

デビュー前

板垣吉則厩舎（岩手）へ入厩。

3歳（2022年）

3月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた13戦目は、3歳M2のスプリングカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた14戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春土用特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したエムティアンジェを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月9日、中2週で迎えた15戦目は、スマホで投票楽天競馬!特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るノーブルレゼルを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の石川ダービー（金沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。