ニシノキセキパワー（2005年生、母セイウンタカコ）

ニシノキセキパワー（2005年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡の力。驚かす程の力を発揮してほしい」。毛色は芦毛。種牡馬のセイウンスカイ（当時10歳）と交配したセイウンタカコが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方55戦15勝2着7回。主な勝ち鞍は2009年のAGIジョッキーグランプリ(一般B8)。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月11日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は496kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3歳（2008年）

2月9日、中9週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

8月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月8日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のUN・VERRE賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテラモドリーミに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた8戦目は、一般C19（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったマックスアリエルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウォルトンブッチに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月25日、中2週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、クリスマス特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したアップセットに半馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2009年）

1月1日、連闘で迎えた11戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマディスンスクエアに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

1月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた13戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた14戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったファルクスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月11日、連闘で迎えた15戦目は、一般C14 17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（8戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサンマルアタックを半馬身振り切って断然人気に応えた。

2月18日、連闘で迎えた16戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（9戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のウォルトンコクカをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

3月6日、中1週で迎えた17戦目は、沈丁花特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジャングルレオを次元の違う末脚で半馬身差し切って制した。

3月20日、中1週で迎えた18戦目は、座禅草特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（11戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のブラウンラブリイを半馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

4月17日、中1週で迎えた20戦目は、たんぽぽ特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（13戦7勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマックスリオに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月24日、連闘で迎えた21戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（14戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアポロハニービーに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月7日、中1週で迎えた22戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、AGIジョッキーグランプリ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のキクノガイアに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月16日、中5週で迎えた23戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、ヘラクレス座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた24戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（15戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

8月12日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた25戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた26戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（16戦8勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた27戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（17戦8勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

9月23日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた28戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、竹中半兵衛盃（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた29戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた30戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた31戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた33戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた34戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月15日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた36戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた37戦目は、萩原雪歩誕生日記念2009（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原幹生騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた38戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤原幹生騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

5歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた39戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

1月7日、連闘で迎えた40戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた41戦目は、一般B8（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた42戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた43戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般B8（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた44戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた45戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B8（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた46戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、春よ来い!めぐみ会カップ（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーホウドロンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月27日、連闘で迎えた47戦目は、めざせB-1!焼きうどんレース（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールデンクリークに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月5日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のタニオブデピュティに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月17日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スズカロックに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月24日、連闘で迎えた50戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るルラパンを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

5月3日、連闘で迎えた51戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のダンストンシリウスに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月17日、中1週で迎えた52戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた53戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、サクラアーバンに交わされて5馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた54戦目は、全国スポーツ流鏑馬大会レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた55戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、モツ家権カップ（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のナムライシスをアタマ差振り切って制した。

7月4日、中1週で迎えた56戦目は、三陸リアス賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた57戦目は、ホテル東日本盛岡ビアホール杯（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦4勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた58戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた59戦目は、久慈秋まつりレース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のファブリックパネルを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。