ジャングルレオ（2003年生、母アイノマリン）

ジャングルレオ（2003年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のレオグリングリン（当時16歳）と交配したアイノマリンが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川端正博。戦績は、地方36戦13勝2着11回。主な勝ち鞍は2005年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

渡邉貞夫厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2005年）

12月25日、デビュー戦は野田誠騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のパラディースに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2006年）

1月15日、中2週で迎えた2戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

2月26日、中5週で迎えた3戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般A3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田崇史騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた5戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田崇史騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキラメキイッパツを上がり0位の末脚で半馬身差し切って優勝

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月6日、中4週で迎えた7戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山田崇史騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田崇史騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田崇史騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサボールストリートを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

7月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田崇史騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた11戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田崇史騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたテラノハイトップ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメモリーアマービレに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月8日、中2週で迎えた13戦目は、ヒイラギ特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田崇史騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のミスターキセキをハナ差振り切って5勝目をマークした。

4歳（2007年）

5月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田崇史騎手（9戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のクロビカリを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

6月28日、中4週で迎えた15戦目は、アベリア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田崇史騎手（10戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったファストシャラポワにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田崇史騎手（11戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のライブリグリーンに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

8月10日、中3週で迎えた17戦目は、笹草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田崇史騎手（12戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のタガノグリッターを3/4馬身振り切って8勝目を手中に収めた。

5歳（2008年）

8月20日、約12か月半の休養明けで迎えた18戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた19戦目は、あいちの新米コシヒカリカップ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月3日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハードインパルスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて9勝目をマークした。

11月6日、中4週で迎えた21戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るソッキュウを上がり2位の末脚で半馬身差し切って下馬評通りの実力を証明した。

11月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、メイショウオウサムに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた23戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたスリーバブルボーイ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6歳（2009年）

1月16日、中2週で迎えた24戦目は、一般C5（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアップセットを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月6日、中2週で迎えた25戦目は、水仙特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったローカストヒルにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中3週で迎えた26戦目は、沈丁花特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田直樹騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ニシノキセキパワーに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月8日、中8週で迎えた27戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で柴田直樹騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ナムラコマンドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月20日、約6か月半の休養明けで迎えた28戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、百音ちゃん1歳バースディ記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、キスリングバーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のエーシンアウォードを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

12月25日、中2週で迎えた30戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、冬牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7歳（2010年）

1月15日、中2週で迎えた31戦目は、なずな特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた32戦目は、葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったマイネルリズムにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中4週で迎えた33戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマラードに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

3月30日、中3週で迎えた34戦目は、ハナニラ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた35戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったサンマルホークに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、サージプロミネンスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。