パラディース（2003年生、母マルシントウザイ）

パラディース（2003年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のニホンカイユーノス（当時9歳）と交配したマルシントウザイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井文秀。戦績は、地方45戦13勝2着10回。主な勝ち鞍は2008年の彼岸特別(アラ系一般B2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、寺井文秀から「北海道セプテンバーセールアングロアラブ1歳」に上場され、広島県馬主会によって105万円で落札された。

高本友芳厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2005年）

12月25日、デビュー戦は楢崎功祐騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は489kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャングルレオから半馬身差の2着となった。

3歳（2006年）

1月8日、中1週で迎えた2戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のローゼンストックに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月4日、中3週で迎えた3戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のインタースワローに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

2月11日、連闘で迎えた4戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月4日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は野田誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月15日、中5週で馬体重を前走から25kg戻して迎えた6戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイクウインから2馬身差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカルチェに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤジヒーローから2馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタープライドに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

7月30日、中5週で迎えた11戦目は、3歳戦の銀杯（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のライター梶原もじゃ引退記念（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月9日、中5週で迎えた14戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は野田誠騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタプフェルカイトをアタマ差制して5勝目を収める

11月11日、中4週で迎えた15戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-4（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトモンスターに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月2日、中2週で迎えた16戦目は、鳥取県馬事畜産振興協議会会長賞（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトモンスターに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月17日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤本三郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったバクシンオーから3馬身差の2着となった。

4歳（2007年）

1月7日、中2週で迎えた18戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のハマホーオンに3馬身の差をつけて8勝目を収める

1月27日、中2週で迎えた19戦目は、春駒特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた20戦目は、みついし昆布特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイケイケピカイチに1馬身半の差をつけて9勝目を掴み取った。

3月11日、中2週で迎えた21戦目は、ひばり特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月21日、中0週で迎えた22戦目は、春分の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトモンスターからクビ差の2着に惜敗した。

4月8日、中2週で迎えた23戦目は、沈丁花特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた24戦目は、薫風特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマリンテイオーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月13日、中1週で迎えた25戦目は、母の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（6戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアバレピンクに1馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

6月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、パール特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた27戦目は、父の日特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマホーオンから半馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中2週で迎えた28戦目は、文月特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は野田誠騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケノスリリングから2馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中2週で迎えた29戦目は、岡山県馬事畜産振興協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた30戦目は、ながれ星特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた31戦目は、乙女座特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた32戦目は、秋分の日特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（8戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた33戦目は、豊穣特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトモンスターから3/4馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた34戦目は、山陽新聞販売賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（10戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた35戦目は、小雪特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた36戦目は、ペチカ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（8戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブラウンルーキーに3/4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5歳（2008年）

1月4日、中2週で迎えた37戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（9戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた38戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、アラブ新春賞（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったデラノキセキからクビ差の2着に惜敗した。

2月10日、中1週で迎えた39戦目は、アメジスト特別（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったデラノキセキから1馬身半差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた40戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、うぐいす特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた41戦目は、啓蟄特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（10戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた42戦目は、彼岸特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のイケノセブマインに半馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

4月12日、中2週で迎えた43戦目は、卯月特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた44戦目は、新緑特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（14戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた45戦目は、母の日特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（15戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。