ファストシャラポワ（2003年生、母ゴールデンベル）

ファストシャラポワ（2003年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「速い＋テニス選手名より」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時11歳）と交配したゴールデンベルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方48戦16勝2着9回。2007年の秋桜賞(牝ハンデ地方重賞)に勝利した他、2008年の読売レディス杯(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、下河辺牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、芹澤精一によって1,470万円で落札された。

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月14日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月19日、中4週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

8月20日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月17日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

10月28日、中5週で馬体重を前走からさらに22kg減らして迎えた5戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

11月27日、中3週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた6戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月4日、連闘で迎えた7戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビギンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C19（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本茜騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。

4歳（2007年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本茜騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハクシンフリーダムを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

1月16日、中1週で迎えた10戦目は、倉地学今年こそめざせ100勝!（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本茜騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本茜騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオグリウインザーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月8日、中0週で迎えた12戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本茜騎手（6戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメモリーアマービレに7馬身の差をつけて4勝目を手にした。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本茜騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本茜騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のコスモレヴューに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月28日、中2週で迎えた15戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本茜騎手（9戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本茜騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブロッサムレディーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

4月20日、連闘で迎えた17戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月7日、中6週で迎えた18戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイサミチヤフルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月28日、中2週で迎えた19戦目は、アベリア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャングルレオに4馬身の差をつけて優勝

8月1日、中4週で迎えた20戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシーゴーイングに3馬身の差をつけて9勝目を手中に収めた。

8月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のバトルバーズアイに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月6日、中3週で迎えた22戦目は、ホウセンカ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマツリダヒトミに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月20日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞の秋桜賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトップデラッキを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月4日、中1週で迎えた24戦目は、けやき特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（7戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

11月20日、中6週で迎えた25戦目は、パンジー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったサンキンスピーチに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた26戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（9戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したイーストローレルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

12月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大畑雅章騎手（10戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（2008年）

1月4日、中1週で迎えた28戦目は、松竹梅特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で大畑雅章騎手（11戦6勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったイーストローレルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月16日、中1週で迎えた29戦目は、デージー特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で大畑雅章騎手（12戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、サントアドヴァンスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた30戦目は、ネコヤナギ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で大畑雅章騎手（13戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエターナルフラワーを半馬身振り切って断然人気に応えた。

2月18日、中1週で迎えた31戦目は、如月特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で大畑雅章騎手（14戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、テーマミュージックに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた32戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップジュノ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた33戦目は、名古屋チャレンジカップヴィーナス賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（15戦7勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた34戦目は、クレマチス特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（16戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヴィエントバイラーに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

5月1日、中2週で迎えた35戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（17戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた36戦目は、花水木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（18戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のヴィエントバイラーをクビ差振り切って勝利をモノにする

5月23日、中1週で迎えた37戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、しゃくなげ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた38戦目は、アカンサス特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（19戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のサンキンツヨシを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

7月18日、中5週で迎えた39戦目は、くすの木特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（20戦10勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったテーマミュージックに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた40戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（21戦10勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、シールビーバックに半馬身交わされて2着となった。

8月15日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（22戦10勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月2日、約3か月半の休み明けで迎えた42戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（23戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

12月18日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、大須場外開設1周年記念もみの木特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（24戦10勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

6歳（2009年）

1月1日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた44戦目は、地方重賞の新春盃（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（25戦10勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

1月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、寒椿特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（26戦10勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

1月27日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた46戦目は、プリムラ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（27戦10勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月30日、中8週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた47戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、朧月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

4月15日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた48戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったグローバルに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた49戦目は、春馬特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた50戦目は、一般C1三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた51戦目は、涼風特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた52戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、宵待草特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったメリトゥムに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7歳（2010年）

7月7日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた53戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、777（ラッキーセブン）賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。