スーパーウエポン（1983年生、母テスコシルバー）

スーパーウエポン（1983年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングオブダービー（当時8歳）と交配したテスコシルバーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地28戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

5月4日、デビュー戦は4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。鞍上は堀井雅広騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のペガサスシローを半馬身振り切ってトップでゴールを走り抜けた。

6月1日、4歳400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀井雅広騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に敗れた。

6月28日、4歳400万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀井雅広騎手。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

7月13日、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀井雅広騎手。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアイランドビーナスに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

7月26日、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀井雅広騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く粘り込んで、最後は2着のクスノプリンスを半馬身振り切って勝利をモノにした。

8月17日、ハンデ戦で4歳以上900万下の三国特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀井雅広騎手。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

4歳（1987年）

1月31日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀井雅広騎手。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3月1日、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀井雅広騎手。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

3月15日、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で堀井雅広騎手。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

4月11日、ハンデ戦で5歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で堀井雅広騎手。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

5月3日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で堀井雅広騎手。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月1日、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で堀井雅広騎手。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月15日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は寺島祐治騎手。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月30日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったツクバセイフウに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月6日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイジオリンピアを3/4馬身差し切ってトップでゴールを駆け抜けた。

10月3日、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月17日、4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

10月31日、4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

11月15日、ハンデ戦で4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

12月27日、ハンデ戦で4歳以上900万下の南総特別（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で伊藤暢康騎手。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

5歳（1988年）

1月17日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で伊藤暢康騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、トミケンスワローに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

1月31日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で伊藤暢康騎手。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月6日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤暢康騎手。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

3月13日、ハンデ戦で5歳以上900万下の青梅特別（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったギャラントローマンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月10日、ハンデ戦で5歳以上900万下の春光特別（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

4月23日、ハンデ戦で5歳以上900万下の立川特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5月8日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったダイナチャイナにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。