カネトシヴェルス（2009年生、母カネトシディザイア）

カネトシヴェルス（2009年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋新しい（オランダ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時12歳）と交配したカネトシディザイアが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方36戦12勝2着13回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2三四五。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、兼松利男によって735万円で落札された。

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月6日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に敗れた。

12月11日、中4週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って17着に終わった。

3歳（2012年）

1月21日、中3週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

3月24日、中5週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/不良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

4月22日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

6月20日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鉢伏山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

12月19日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から41kg増やして迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレーザームーンに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた14戦目は、全国行脚成就記念（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミウラチャーリーに3/4馬身交わされて2着となった。

7月4日、中2週で迎えた15戦目は、政史と湖弓四十路末脚入籍記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

7月25日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

5歳（2014年）

3月25日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、一般C3九十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで踏ん張ったが、ノブビスケットに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中2週で迎えた18戦目は、稲妻賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のオネダリに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月21日、中4週で迎えた19戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（6戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ルルドバシリカにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6歳（2015年）

3月2日、約9か月半の休み明けで迎えた20戦目は、一般C3十四十五（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（7戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシェーンガルテンに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月30日、中3週で迎えた21戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ブレイブザストームにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月28日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3十十一十二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（8戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のトラストネモフィラを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

6月12日、中5週で迎えた23戦目は、ダッシュ賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

9月3日、中8週で迎えた25戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（11戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトラストネモフィラに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月20日、中6週で迎えた26戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナムラヒロインに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中3週で迎えた27戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のカラエに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月17日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（13戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神でしぶとく粘り込んで、最後は2着のリックブライアンに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

7歳（2016年）

1月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（14戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアーリーズベルに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月28日、中3週で迎えた30戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、イットーオジョウに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月2日、中4週で迎えた31戦目は、一般C3九十（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（15戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、シゲルダンジリに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月28日、中3週で迎えた32戦目は、一般C3十十一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（16戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のフリートオリオンに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月11日、中5週で迎えた33戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったアスキーコードに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで止まることなく走り抜いたが、サーブルデエースに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、中8週で迎えた35戦目は、放浪宇宙人「ペガッサ星人」杯（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（17戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、エゴイズムに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月22日、中3週で迎えた36戦目は、光速賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（18戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタケデンタップにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

8月29日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3二三四（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（19戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、エノテカに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた38戦目は、トルネード賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（20戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のカイジンクラウンに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

10月4日、中2週で迎えた39戦目は、シャーク賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（21戦9勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた40戦目は、佐藤傅一傘寿記念（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（22戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のミヤビシャンスに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月12日、中4週で迎えた41戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて、最後は2着のチャンプライダーをクビ差振り切って制した。

8歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた42戦目は、今年も来たよ!ばん馬ミルキー記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、アポロメインに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中3週で迎えた43戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。