ベルモントルビー（1997年生、母ジョリースペクタクル）

ベルモントルビー（1997年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時12歳）と交配したジョリースペクタクルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方40戦3勝2着5回。2000年の東京プリンセス賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

長沼正義厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

8月25日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は451kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月13日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のカゴヤジョウジに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中3週で迎えた3戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のストレチア特別（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したベルジャングルに3/4馬身届かず2着となった。

3歳（2000年）

1月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた8戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦の雛菊特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマキノビューティーをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

3月24日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンの’00桃花賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月10日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた10戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなげし特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場直之騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

6月6日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したアインアインを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

7月14日、中4週で迎えた13戦目は、ドラマチックナイト賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月23日、連闘で迎えた14戦目は、パームツリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた15戦目は、ジュピター賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（7戦1勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた17戦目は、野馬追賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4歳（2001年）

1月29日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、ハンデ戦のサンドストーム賞（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で的場直之騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のアレキサンドライト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場直之騎手（10戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた20戦目は、フリーウェイ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場直之騎手（11戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた21戦目は、陽春賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で的場直之騎手（12戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた22戦目は、レグルス賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場直之騎手（13戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のカシオペア賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場直之騎手（14戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のコルヒドレ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヘイセイダイオーを半馬身振り切って3勝目を掴み取った。

6月21日、中4週で迎えた25戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ダイアモンドターン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた26戦目は、サンセット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたシンコウタイセツ決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

8月6日、中2週で迎えた27戦目は、トゥインクルフォレスト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったナイキダンサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデ戦のハーベストムーン賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（9戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ヘイセイダイオーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月4日、中2週で迎えた29戦目は、ファンタジーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（10戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた30戦目は、ラストトゥインクル賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（11戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

12月11日、中4週で迎えた31戦目は、ターコイズ賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（12戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた32戦目は、キャッツアイ賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は的場直之騎手（15戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

5歳（2002年）

1月8日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦のスウィフトホース賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（16戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦のエレガント賞（大井ダート1790m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（17戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の池月・磨墨賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（18戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の春光賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（19戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3月22日、中0週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の爽春賞（大井ダート1790m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（20戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた38戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のホマルハウト賞（大井ダート1690m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた39戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、ブルーライト賞（大井ダート1790m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた40戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、アルゲニブ賞（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。