ラグビーヒーロー（1997年生、母ウインクエルフ）

ラグビーヒーロー（1997年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラグビーボール（当時14歳）と交配したウインクエルフが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中川牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方29戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年の一般B11。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

2月6日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1600m 雨/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

4月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月13日、中8週で迎えた10戦目は、沢井守騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレディスナンプーに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢井守騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクソニックに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月7日、連闘で迎えた12戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢井守騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモトケンスキーに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

12月26日、中2週で迎えた13戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沢井守騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のピサノガレオスに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2001年）

1月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢井守騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったデライトファイヤーから1馬身差の2着に敗北した。

2月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で沢井守騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサントロベルトに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

2月9日、連闘で迎えた16戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢井守騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢井守騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイオスカルに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

3月26日、中4週で迎えた18戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で沢井守騎手（8戦6勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた19戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で沢井守騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタクミキングオーから1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で沢井守騎手（10戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーマイジョイから1馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中2週で迎えた21戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で沢井守騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーシックに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月30日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で沢井守騎手（12戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で沢井守騎手（13戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で沢井守騎手（14戦7勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた25戦目は、一般B4（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で沢井守騎手（15戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジョースウィンガーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2002年）

1月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で沢井守騎手（16戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた27戦目は、雷鳥特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で沢井守騎手（17戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた28戦目は、田中浩晃騎手を鞍上に迎えて、さくら草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップモンスターから1馬身半差の2着となった。

10月22日、約7か月半の休み明けで迎えた29戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモタフネスから4馬身差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた32戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーマンデーからアタマ差の2着に惜敗した。

12月30日、連闘で迎えた34戦目は、福寿草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（2003年）

1月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小山信行騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた36戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小山信行騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた37戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小山信行騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた38戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小山信行騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。