ベストプレディクト（2014年生、母シーズンズベスト）

Best Predict

2014.02.15

ベストプレディクト（2014年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高の予言。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時8歳）と交配したシーズンズベストが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2017年のメローシャワー賞(一般B2五)。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額3,000万円（7.5万×400口）で一口馬主が募集された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月19日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

3歳（2017年）

4月9日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月22日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

7月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月23日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。

11月6日、中5週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、シシガシラ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスイングリーダーを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月27日、中2週で迎えた7戦目は、メローシャワー賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシュクエターナルをクビ差振り切って断然人気に応えた。

12月11日、中1週で迎えた8戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた9戦目は、サンタクロース賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4歳（2018年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、花巻ひえカレープロジェクト賞（水沢ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた11戦目は、スイートアリッサム賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた12戦目は、震災復興 子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた13戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、アイスストロベリー賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた14戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、ユッカラン賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、ヒメジョオン賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、ミズヒキ賞（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた20戦目は、オーガストカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（9戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

11月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小林凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

5歳（2019年）

3月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 小雪/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキミニトドケを次元の違う末脚で半馬身差し切って久々に勝ち星を挙げた。

4月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（10戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（11戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスエヒロワンダーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（12戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（13戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のインボルクに2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（14戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウギョウネルソンを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って優勝