ハセノライジン（1990年生、母Princess Karenda）

経歴

デビュー前

3歳（1993年）

5月9日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のライラックスマイルを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

5月30日、中2週で迎えた2戦目は、4歳900万下の駒草賞（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、マイヨジョンヌに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

4歳（1994年）

4月2日、約10か月の休み明けで迎えた3戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた4戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の二王子特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、エーピーダンサーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、タルファリスに交わされて約11馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドージマタイヨウを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

5歳（1995年）

1月15日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

2月11日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた10戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のマチカネデカルトをクビ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

3月4日、中1週で迎えた11戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

3月19日、中1週で迎えた12戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したパンサーオーカンを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月22日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた15戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の清里特別（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の江の島特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

6月3日、中1週で迎えた17戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の三木特別（中京芝2000m 雨/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のオンワードイーグルを3/4馬身振り切って4勝目をゲットした。

6歳（1996年）

2月11日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、テレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のうずしおステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフラワーパークに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月9日、中1週で迎えた20戦目は、武庫川ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着に入った。

3月31日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の心斎橋ステークス（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の上賀茂ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（6戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の桶狭間ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で四位洋文騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のパールステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で四位洋文騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。