エドノスキー（2003年生、母ジョージアキヨ）

エドノスキー（2003年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スキー」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時16歳）と交配したジョージアキヨが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方26戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年のドラマティックナイト賞(一般B3一)。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月4日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したケイアイファンタムを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柴原央明騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴原央明騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

7月22日、中6週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、ノースベアハートに交わされて2馬身半差の2着となった。

8月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

9月23日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4歳（2007年）

1月24日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のブラックブラストに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月19日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のタイコウアカツキに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から49kg増やして迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、成増特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた13戦目は、水無月特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

6月29日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた14戦目は、江戸川区特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

7月13日、中1週で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた15戦目は、千代田区特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着を確保した。

7月31日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のハイヤーグローを3/4馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

8月16日、中1週で迎えた17戦目は、涼風特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ホクトロマンに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月6日、中2週で迎えた18戦目は、野分特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のトップストーリーに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

9月30日、中2週で迎えた19戦目は、ドラマティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るロイヤルラオウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

5歳（2008年）

9月4日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月15日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、ゴールデンナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（9戦3勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた22戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ペガサス賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、カノープス賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた24戦目は、TOKYO MX賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ユキガフルに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

12月1日、中2週で迎えた25戦目は、枯木立賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた26戦目は、イヤーエンド賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

6歳（2009年）

1月23日、中3週で迎えた27戦目は、望春賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（10戦3勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

5月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、薫風賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた29戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般B3四 C1四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（11戦3勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた31戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、日暮里特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた32戦目は、柴又特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤健太騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた33戦目は、ほうおう座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で遠藤健太騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた34戦目は、いて座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で遠藤健太騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた35戦目は、うお座特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で遠藤健太騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。