シャコーブラザーズ（1998年生、母プリヴィレッジ）

シャコーブラザーズ（1998年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時11歳）と交配したプリヴィレッジが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地31戦2勝2着2回、地方10戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

8月25日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は542kg。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

4歳（2002年）

2月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた2戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた3戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトメシアに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月31日、中4週で迎えた4戦目は、一般C5（高崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋文雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月14日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋文雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋文雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーカヌートに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月26日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋文雄騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキコンドルに半馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

6月15日、中2週で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋文雄騎手（6戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヤノエンデバーから1馬身半差の2着となった。

7月21日、中4週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋文雄騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオジョーカーから1馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた10戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋文雄騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスウィフトリイから半馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中4週で迎えた11戦目は、むくげ特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で高橋文雄騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた12戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた14戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（福島芝1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた16戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2003年）

2月1日、中6週で迎えた17戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた20戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた21戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイタクシードゥをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

5月17日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柄崎将寿騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したマーベラスブレーヴを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中4週で迎えた23戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の勿来特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月26日、中4週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は柄崎将寿騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下の火打山特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6歳（2004年）

1月18日、約4か月半の休み明けで迎えた27戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は柄崎将寿騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月21日、中6週で迎えた29戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のオモシロイに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月15日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下の紫雲寺特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

7月3日、中6週で迎えた32戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったケイアイグレードを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月10日、連闘で迎えた33戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（4戦1勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

10月31日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた35戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（6戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

8歳（2006年）

1月7日、約14か月の休養明けで迎えた37戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（7戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

2月5日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた39戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

3月11日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた40戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた41戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（8戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。