レアリアルノーヴ（2019年生、母ケイリュウフレンド）

レアリアルノーヴ（2019年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「希少で現実的な+人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアーネストリー（当時14歳）と交配したケイリュウフレンドが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は藤春修二。主な勝ち鞍は2022年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月21日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

11月28日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く17着に終わった。

3歳（2022年）

2月20日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた8戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のメイセイオペラメモリアルデー（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた13戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴェロニカマジックを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4歳（2023年）

4月16日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた15戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた16戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のウインスペリウスに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウユフインに2馬身半の差をつけて制した。

5月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、マイラシャーンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1三（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフェリシタシオネスに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るボルドープラージュを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて5勝目を手にした。

7月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、サトノマッスルに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた23戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた25戦目は、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

10月17日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた27戦目は、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた28戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、響け!16:9のセレナーデ賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた29戦目は、B1三組（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は岩本怜騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5歳（2024年）

3月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、フローライト賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月23日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた31戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は佐々木志音騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた32戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、ブッシュローズ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた33戦目は、メイカップ（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩本怜騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（12戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた36戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、ビルボードクィーンに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（14戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のクトゥネシリカをハナ差振り切ってファンの支持に応えた。

10月14日、中1週で迎えた38戦目は、うまレター賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（15戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた39戦目は、なりきり同好会賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（16戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた40戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩本怜騎手（17戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたヤマショウブラック決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（18戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（19戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったコンジェラメントに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。