サクラシリアス（2007年生、母サクラフォーエバー）

サクラシリアス（2007年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋本気」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時9歳）と交配したサクラフォーエバーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地22戦2勝2着1回、地方70戦6勝2着10回。主な勝ち鞍は2012年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

2月7日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、伸びてきたビートブラック決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月27日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシンコープリンスを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

6月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鶴橋特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り最後はヒルノラディアンと並んで8着同着となった。

8月28日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

11月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた8戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2011年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

5月22日、中7週で迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

10月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月15日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦1勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず最後はアランドザワールドと並んで8着同着となった。

5歳（2012年）

1月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のエイコオウイングに1馬身3/4の差をつけて久々に美酒を浴びた。

2月4日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。

3月18日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

7月29日、約4か月半の休み明けで迎えた17戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の豊栄特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた18戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のライラック賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

11月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の西湖特別（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6歳（2013年）

3月16日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の矢作川特別（中京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月3日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のSTV杯（函館芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

10月2日、中8週で迎えた23戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、北海道日高装蹄師会特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた24戦目は、冬桜特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた25戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

12月18日、中5週で迎えた26戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、福山競馬感謝特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7歳（2014年）

1月8日、中2週で迎えた27戦目は、オリオン座特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた28戦目は、シリウス座特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた29戦目は、おおぐま座特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた31戦目は、山口シネマ賞（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた33戦目は、スカパー!地方競馬ナイン特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた34戦目は、あやめ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月6日、中5週で迎えた35戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ワールドブルーに半馬身交わされて2着となった。

7月12日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のディーエスマインドに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月21日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3-8（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったワールドブルーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中2週で迎えた39戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカツノセカンドに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中2週で迎えた41戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクーファアーマーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月1日、連闘で迎えた43戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた44戦目は、龍馬旅券申請記念特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた45戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトロピカルメジャーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

12月21日、連闘で迎えた46戦目は、一絃琴特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクイズリングテラスに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

12月28日、連闘で迎えた47戦目は、土佐巻き特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

8歳（2015年）

1月10日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオーセロワに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

1月20日、中0週で迎えた49戦目は、笹ヶ峰特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したモントランブランを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた50戦目は、大座礼山特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったナガラブレーブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた51戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったナガラブレーブに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月22日、連闘で迎えた52戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた53戦目は、高知県馬事協議会特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったオーヴァルブーケに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた54戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた55戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したニチドウレパードに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた56戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月29日、中0週で迎えた57戦目は、GOGO競馬特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（13戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた58戦目は、清水咲舞生誕一年特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で下村瑠衣騎手（14戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた59戦目は、高知競馬に感謝!特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウィステリアカットを3/4馬身差し切って勝利をモノにする

5月31日、中1週で迎えた60戦目は、雨月特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた61戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、父の日特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた62戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（15戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた63戦目は、孫一記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた64戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（16戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた65戦目は、一般C1-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（17戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた66戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（18戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた67戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた68戦目は、ファイト君永遠に特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（19戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた69戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサウレクィーン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた70戦目は、一般C1-3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（20戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた71戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（21戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた72戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（22戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた73戦目は、別府真衣特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（23戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた74戦目は、寅&妙結婚7周年特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（24戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた75戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエクストラトーンに4馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

12月27日、中1週で迎えた76戦目は、馬産地日高特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（25戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

9歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた77戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（26戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた78戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（27戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた79戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（28戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた80戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（29戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた81戦目は、中塚睦仁記念特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で下村瑠衣騎手（30戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた82戦目は、一般C1-2（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で下村瑠衣騎手（31戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた83戦目は、ひょうたん桜特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた84戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、ダンチャック特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた85戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた86戦目は、田舎寿司特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた87戦目は、オリステ君特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた88戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（32戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月29日、連闘で迎えた89戦目は、一般C1ロ C2イ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（33戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた90戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（34戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた91戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（35戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた92戦目は、一般C1-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。