ワールドブルー（2006年生、母サンデーウィッシュ）

ワールドブルー（2006年4月5日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のFusaichi Pegasus（当時9歳）と交配したサンデーウィッシュが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地30戦2勝、中央障害1戦0勝、地方47戦18勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の千葉日報杯(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額3,000万円（6万×500口）で一口馬主が募集された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

4月19日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

5月12日、中2週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトカーネーション特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒデサンラガーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月14日、中4週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた4戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、バルーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月26日、中4週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、レダ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエスジーストリームに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月19日、中2週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の松戸特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

4歳（2010年）

6月20日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカズノタイショウを半馬身差し切って休み明けの一戦を物にした。

7月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の津軽海峡特別（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

8月29日、中6週で迎えた11戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の札幌スポニチ賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5歳（2011年）

1月29日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた12戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の和布刈特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた13戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

3月27日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の南九州特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月8日、中5週で迎えた15戦目は、N.ピンナ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた16戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、’11 スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の聖護院特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた18戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の西部スポニチ賞（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月28日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の玄海特別（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の美作特別（阪神芝2000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

6歳（2012年）

3月31日、約6か月半の休養明けで迎えた21戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の千葉日報杯（中山芝1800m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナンデヤネンに2馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

4月15日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の春興ステークス（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた23戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の緑風ステークス（東京芝2400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のむらさき賞（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

8月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のポプラステークス（札幌芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた26戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のムーンライトハンデキャップ（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7歳（2013年）

3月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた28戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月12日、中7週で迎えた29戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月10日、約6か月の休み明けで迎えた30戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のノベンバーステークス（東京芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

8歳（2014年）

2月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の北山ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた32戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の白嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

3月23日、中5週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた34戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の常総ステークス（中山芝2000m 小雨/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は嶋田純次騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5月25日、中7週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は小林徹弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

7月6日、中5週で迎えた36戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクラシリアスを次元の違う末脚で半馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

7月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3-8（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダルシットトーンに5馬身の差をつけて順当に勝利した。

8月16日、中3週で迎えた38戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラシリアスに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月6日、中2週で迎えた39戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンゲツに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月5日、中2週で迎えた41戦目は、栄久生誕六十四年特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサラマジックに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月18日、中1週で迎えた42戦目は、広島県もみじ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で永森大智騎手（6戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリワードランフォスに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月2日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で永森大智騎手（7戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、勝ったアイアムルミエールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月9日、連闘で迎えた44戦目は、一般C2ニ C3ニ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で永森大智騎手（8戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノストーミングに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた45戦目は、愛媛県いしづち特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で永森大智騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサイキョウアサカゼに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

12月21日、中1週で迎えた46戦目は、土佐和紙特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で永森大智騎手（10戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアイアムルミエールに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月28日、連闘で迎えた47戦目は、アペックス西日本特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で永森大智騎手（11戦8勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハネムーンゴシップに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9歳（2015年）

2月11日、中5週で迎えた48戦目は、佐々連尾山特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で永森大智騎手（12戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクーゲルブリッツに6馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

2月25日、中1週で迎えた49戦目は、矢筈山特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で永森大智騎手（13戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた50戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般B5（高知ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクーゲルブリッツに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月29日、中1週で迎えた51戦目は、地方重賞の御厨人窟賞（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（14戦10勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた52戦目は、桜湯特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（15戦10勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクロクモに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月29日、中2週で迎えた53戦目は、地方重賞の福永洋一記念（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた54戦目は、碁石茶特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（16戦11勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチェルカトローバに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月6日、中1週で迎えた55戦目は、芒種特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（17戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のウォーターサムデイを3/4馬身振り切って勝利数を18に伸ばす

6月28日、中2週で迎えた56戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（18戦13勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクロクモに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月11日、中1週で迎えた57戦目は、お中元特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（19戦14勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

7月19日、連闘で迎えた58戦目は、一般A3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（20戦14勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレオアクトレスを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた59戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた60戦目は、芙蓉特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（21戦15勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた61戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、ノベンバーカップ（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた62戦目は、金ケ崎鳥海柵跡賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた63戦目は、奥州衣川・国見平スキー場賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた64戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

10歳（2016年）

1月3日、連闘で迎えた65戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、胆沢・全日本農はだてのつどい賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた66戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、春の扉賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月2日、中1週で迎えた67戦目は、希望郷いわて国体開催記念盛岡市賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月16日、中1週で迎えた68戦目は、奥州水沢日高火防祭賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、伸びてきたアフリカンハンター決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた69戦目は、岩山公園賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた70戦目は、三陸山田港宇野商店生うに杯（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月13日、中1週で迎えた71戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた72戦目は、ジューンカップ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた73戦目は、ジャパンジョッキーズカップ第2戦（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（22戦15勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた74戦目は、横手元祖たらいこぎ選手権賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた75戦目は、三種町じゅんさい賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた76戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた77戦目は、みちのく千厩赤ちゃん相撲賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月15日、中1週で迎えた78戦目は、久慈地方産業まつり賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。