テツノスペシャル（1997年生、母アンサンブル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋寿人から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって420万円で落札された。

3歳（2000年）

8月21日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、4歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴハテンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた2戦目は、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウインキャッチに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

9月30日、中3週で迎えた3戦目は、4歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2001年）

4月8日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーゴールドから1馬身3/4差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエムティエムディに3/4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

5月6日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったチヨノタイセイからハナ差の2着に甘んじた。

5月28日、中2週で迎えた8戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスワンリッチから2馬身半差の2着に敗北した。

6月4日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーホマレに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワビートに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月8日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノジョーカーに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴスペルソングからアタマ差の2着に甘んじた。

8月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングターキンをハナ差制して勝利を手中に収めた。

8月19日、中1週で迎えた14戦目は、御所湖特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で村松学騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（2002年）

5月28日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた15戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1390m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったデューライトジンクに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラシアンラブに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3一二（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干遅いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエイコーテンリューに2馬身の差をつけて優勝

7月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエイコーテンリューに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

8月18日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、銀河特別（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトップハリケーンに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6歳（2003年）

3月17日、約7か月の休み明けで迎えた20戦目は、江古田特別（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

4月22日、中4週で迎えた21戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、豊島区特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、レオテンドラーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月11日、中2週で迎えた22戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1（大井ダート1390m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパラダイスヒリュウに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月29日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干緩いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サウスサスピションに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1三（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のブラックサンダーに2馬身の差をつけて優勝

6月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般B3五（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のライデンハートに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7月30日、中4週で迎えた26戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1790m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケージーローズに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中4週で迎えた27戦目は、ルナ賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた28戦目は、リエンダ賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

7歳（2004年）

3月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた29戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（7戦2勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた30戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のうしかい座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。