チューウィー（2019年生、母コスモミール）

チューウィー（2019年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「噛み応えがある。そのようなレースをして欲しいと願って」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時15歳）と交配したコスモミールが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は金石牧場。戦績は、中央平地2戦0勝。主な勝ち鞍は2023年の一般C1-4。

経歴

デビュー前

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

7月31日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったティーガーデンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月6日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3歳（2022年）

1月16日、中9週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（6戦0勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

5月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（8戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田大知騎手（9戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたカヨウネンカ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月23日、中3週で迎えた12戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったオメガオリーブに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（10戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（11戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2022年11月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、C2-2（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったコパノデイトナに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

1月8日、デビュー戦は吉原寛人騎手を鞍上に据えて、小寒特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた16戦目は、寒風特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた17戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、立春特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた19戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアスクマンカップに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のフィールドモーリスに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月9日、中1週で迎えた21戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったララパルーザにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5月7日、中1週で迎えた23戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシンギングロードに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた24戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、琴ヶ浜特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったコクシネルに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた27戦目は、安和海岸特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月30日、中2週で迎えた28戦目は、パパへ感謝状特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月31日、中4週で迎えた29戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、サードニクス賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた30戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、爽秋賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライジングセーラに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月8日、中2週で迎えた31戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた32戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた33戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた34戦目は、小夜時雨賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。